2021
07.31

モリオカからのリモート講義でありましたが、途中、なんどかWi-Fiの効きが甘くなってしまいましたです。

原因は、雷様。
スタートの時点では晴れていたのですが、天候が急変いたしまして、稲妻が光り、雨が降り、ふたたび晴れたかと思いましたら、またかき曇り。

落ち着かない天気なのでございました。

それでもなんとか予定のところまで終えることが出来たのでございます。

講義が終わったと同時に、緊張が解け、ぐったりしてしまったことは申すまでもございません。

「もう少しも改善の余地はあるな」
Wi-Fiの環境について、録画をチェックしながら思ったのでございます。

そーいえば7月も本日で終わり。
明日は8月であります。
そして9月、10月、11月と季節は回帰してくるのは、まことに嬉しい次第。

モリオカの本日の最高気温は32℃とか。

そろそろ後期の準備をしなくてはいけませんけれど、本日は、くたくた。

東京は大変なことになっているとか。
健康には十二分にお気を付けくださいませ。

そうそう、10月から断易初等科Bに入っていきます。
「もう一度、チャレンジ!」
のお方は、お問い合わせからお申し込みください。

2021
07.30

目的を達成するためには、犠牲が必要とされるのでございます。

いままさになぎ倒されんとする画像の樹木は松の木。
中学校の頃に、亡父と、山から車に積んで運んできた、いわば思い出の一本と言えますです。
それが大きくなり、通行するクルマのボディに傷がつくとクレームされ、そのつど枝を落としながら、旧屋敷を守ってきた松なのでありました。

このたび、門と塀を一新するためには、この松が邪魔になったのであります。

「今年限りの命だぞ」
撤去することに決めた春先から松に語りかけておったのでございますが、ついに断松の時が来たのでありました。

松を犠牲として、門塀という目的が現実味を帯びてくるのでございました。
頭の中で、亡父の顔写真が破られるのでありました。

が、それは、むしろ快感でもなくはないのでした。
現在、四柱推命初等科のテキストを改定しているのでございまして、味のある部分をカットしないと、スキッとならないよーな感じでしょーか。
すべては生きているのでございます。生きている以上、滅びるもの。

愛情も同様であります。
夢や希望も同じでございます。

崩れ挫折し崩壊の後でなければ、新しいものは誕生いたしませんです。

おもえば、以前は、屋敷内を栗の木がぐるりとめぐらされ、リンゴ、梨、桃といった果樹が植えられていた時期がございました。

栗の木が倒され、つづいて桜の木、梨の木と、しだいに新しい樹木に変わって来たのでございます。

「よーし、どこかに梅の木を植えよう」

失われた松の木の虚ろな穴を見つめながら、それまで思いもしなかった考えが浮かんでくるのも面白いものでございます。

このお話を、恋愛に置き換えてみると、ひどくホラーであることに気づきましたです。

2021
07.29

老母がボケだしたとUPしましたら、画像のマグロが届いたのでありました。
「食えるがなぁ…」
ところが一切れ口にした「めぇ~」「生まれではじめで食べだぁ~」
矢継ぎ早に箸をだして、パクパク。
ほとんど一人で平らげたのでありました。

それが昨夜のことでございました。
そして今朝ーー。
三分後には同じことをきき返す老母が、岩手日報を読んでいるではありませんか。
「なんだえん」
久しぶりに聞く明確な聲でございました。

「この選手たちも選手たちだ」
五輪のことでございます。
「金メダル取った選手は、何人の選手たちを踏み台にしてらべな、イイ気になって笑ってら」
紙面の写真には金メダルを掲げた笑顔が載っておりました。
疫病蔓延のなか、五輪を開催したということは、その踏み台になった人々の心を無視した行為だと言うのでありました。

「はん、勇気どが感動どが貰えるものだべか」

挫折させられた、おびただしい選手たちの気持ちになれば、自粛どころか、復讐心に燃えるはずだと、読むのを止めて、新聞を畳みながら語っておりました。
虐げられた人々は、このよーな祭典で不貞腐れ、自粛などするわけがないということを、政治家は、なして分からね。
「んだんだ、分からねがら政治家になるんだおんな~」
そして、
「は、おわり」
と締めくくるのでございました。

「ボケはどーした!」
マグロの効果としか思えないのであります。

「こんだば、外人の選手から八百長だと文句付けられでもあだりめなんだ~。だーれ草取りしてでもフラフラずぐなるおん。外国がらきて東京の暑さ見てダマされだと思うのはあだりめなんだ~」

マグロの効果はいつまで持つのか興味深いところであります。

そーいえば、16年ほど前に父が死んだときも、寿司屋につれてマグロを食わせたら、すこし元気になったことを思い出したのであります。

さー、東京の感染者は、4000人に肉薄しておりますです。
しかし、あれほど五輪反対と唱えていた大衆は、
「コロナと五輪とは関係ない。選手には頑張ってもらいたい」
と平気で言っているとか。こんなに数字が物語っているのに。

それらのお方もマグロを食えば、多少は、正気に戻るかもしれませんです。