2020
09.19

30年以上も、断易をやっていますが、初めての卦があるのであります。

画像がソレ。

「六爻尽動(ろっこうじんどう)」であります。

初爻から上爻までの、すべての爻が動くことを、六爻尽動と申します。

断易初等科Cのテキスト「断易における用語およびその解説」に記載されておりますが、不吉な卦と言われ、占ったこと以外の出来事も発生するといわれておりますです。

この卦の占的は「築40年のマンションを購入して良いか」。
写真ではリフォームしてキレイなマンションでございます。お値段も2000万円と都内では安い方。

が、まず天雷无妄の六冲卦。
バラバラになる暗示であります。

しかも、応爻の子の父母が、そのマンションでありますが、築40年なのに、旺相し、日晨を持っているところが変であります。青龍まで付しております。

老婆が美容整形しメイクをして張り切りすぎているようなもの。

子の父母は丑を化出。
これを冲中合と取るか。

取りませんです。

土の三刑があり、未を加えれば四土前具。
いけません。
何らかの障りが暗示されているのでございます。

この父母の旺相で、多くの場合、
「良い物件!」
と誤って判断しやすいのでありますが、このあたりに、断易を正確に読み解く秘訣がありそーであります。

2020
09.17

十傳スクールの講義が、後半に入るなど、次の区切りが近づいているために、テキスト作りに追われる日々が到来いたしました。

いつもの年ならば、手渡しで配布できたのですが、今年は疫病のために郵送という手間が加わりました。
宛名とお名前を間違わないよーにしなければいけません。

つい先日も、リモート講義のご案内をメールした時、相手のアドレスに、別のお名前を出してしまい、叱られましたです。

「ついにボケたのか…」
唖然と独白したことでありました。

自覚より、ボケは一歩も二歩も前を行っているよーであります。

「新版奇門遁甲初等科」では後半に、陰局の例外盤を配布することになっております。
陽局はすでにお渡ししておりますです。

ご覧の通り、例外盤はかなりの分量がございます。
同じ盤でも、節気によって四種類の盤があり、使いこなすには慣れが必要であります。

さらに、不丁寧なことに、「青龍返首」だの「飛鳥跌穴」などの表記がございません。
「面倒臭い」
ということもございますが、一応はテキストの一つなので、いままでの知識で、受講者の皆様が、ご自身で書き入れるスタイルにしておるのであります。

そこで問題なのが、前ブログでの「玉女守門」の問題。そのために、次の講義では、直使についての解説の時間を取ろうかと思っているのであります。

これによって、吉格、凶格の構成はすべて頭に叩き込まれることになりますです。
その年、月、日、時間の干が関係する年格とか、飛干格などは、拙著から省略されていますが、それだけを気をつければ良いというもの。

あとは、どーいう時に「飛鳥跌穴」を使うのか。また、恋愛を成就させたい時に、恋愛の方位はなくて、「飛鳥跌穴」とかしかない場合、その「飛鳥跌穴」をいかに工夫するかの応用方法を知ればイイだけであります。

さらには造作法を会得して、奇門遁甲はマスターされることになるわけであります。

本格的にボケる前に、放出しなければなりませぬ。

なお、奇門遁甲例外盤は、全方位の吉格凶格を記載したものを、現在、作成中であります。
やがては、希望者に…という計画でありますから、お待ちくださいまし。

2020
09.15

昨日の、ブログで、千葉県のとある街までの道中に、奇門遁甲の直使の出し方が降臨したとUPいたしましたが、右の画像が、それであります。

線がふにゃふにゃなのは電車が揺れていたたためであります。

具体的に述べましょう。

奇門遁甲の吉格に、『玉女守門』がございます。拙著「増補改訂版 奇門遁甲術入門」の98ページをお読みくださいまし。
玉の輿の方位であり、受験合格の方位でもあります。

丁 〇 〇
〇 直使〇

八門が直使ということを、拙著では「配合は、天盤が丁、八門は特殊な出し方で定める」とのみ記してあるだけ。
もっとも巻末の方位盤には「玉女守門」がどの方位なのかは記載されております。

奇門遁甲の占術名の由来は、「奇」は乙、丙、丁の三奇。「門」は八門。「遁甲」は戊儀から癸儀のうちのどれかが甲尊となる、コレなのであります。
天盤と地盤だけでなく八門の重要性が、ここからでも知れるというもの。

八門には、開門、休門、生門、傷門、杜門、景門、死門、驚門の8つがございます。
が、直使はございません。
じつは、直使とは、各盤で八門を配布する時の先頭の名称でありまして、学級委員長みたいな認識であります。オノが学級委員長になると、オノではなく学級委員長と呼ばれるよーに。だから開門が直使になることも、死門が直使になることもございますです。

ところが陽遁と陰遁では直使の出し方は異なり、一局から九局でも違う、複雑怪奇なヤツなのでございます。

でも、直使が分からないと、玉女守門がどの方位なのかは分かりませぬ。

八門の直使の講義は疲れます。受講者の皆様も大半は匙を投げだしたお顔をなさっております。

その「特殊な出し方」である八門の直使が、この表で一発で分かるのでございます。

「別に分からなくてもイイよ」
というお方にとっては無用の長物。
しかし、「知りたい!」と、もがくお方にとっては宝物。

「だけどさ、画像では表が中途半端では…」

ほーれ、これならどーです。

たまには秘伝放出みたいなものも楽しいのであります。

十傳スクールでは特別盤を配布しておりますが、それには格が表記されておりませぬ。これを参考にすれば、玉女守門は一発で氷解することありまょう。

また、これでも分からぬお方は、十傳スクールの「新版奇門遁甲初等科」にご入学していただくしか道はございませぬ。これ以上、ブログで解説することは、
「面倒」
なのでございますから。

理解したお方は、男女とも、右足の親指と左足の親指の間が濡れ濡れになったはずでございます。