02.11
男の本音として、だいたいのところ「Hのあとは黙ってはやく帰りたい」というのが多くの声であります。
しかし、女性たちに言わせれば、少なくてもお茶くらいはしたいらしいですね。
例外もいますけれど。
男としても、やることをやったらさっさと帰りたくはあるのですが、それでもちょっと語り合っても悪くないという気持ちも存在します。
それは愛情が支えになっているのは前提でありますね。
イヤなのは、「王将で餃子を食おうか?」と提案すると、露骨に顔をゆがめる女であります。
王将というのは比喩でして、Hの後は肩の凝らないリラックスできる場所が良いのであります。
しかし、探すと、これがなかなか見つかりません。
寿司屋やてんぷら屋はカウンター越しに話を聞かれるし、焼き肉屋っていうのも、焼の焼ける音で会話を他人に聞かれない利点はありますね。
そう、Hのあとは、快楽の話題を言い合いたいのです。
いわば反省会。
これは男だけのことであって、女性は食事はしたがっても、H反省会はしたがりませんね。そこが無念ではあります。
お好み焼きってのは、意外にイイかもしれませんね。
ちいさな飲み屋があれば、そんなところも洒落ています。
以前、六本木の古いマンションに住んでいる子がいまして、なんと100㎡に一人住まいなんですね。
「来てみる?」
とさそわれて、ただっぴろいリビングで、赤ワインとパンを食いながら、ほとんど無言でHの後の時間をすごした記憶がありますです。
フランスパンをちぎっては、ワインに浸して言うのであります。
たまに彼女の腕に手をおいたり、彼女が立ち上がるときには、私の肩を支えにしたり、そういうあたたかな沈黙でありました。
みなさまは、Hのあとにどういう食事などをしたいのか、私からお聞きしたいのであります。
時間がありましたら、どうぞ、コメントをお願いいたしますです。
いたす前は空腹にかぎると思いますが…
後ですか…
愛する人の作ってくれた手料理が食べたい!
メニューは…
新鮮な鯛をつかった中華サラダ
(みず菜とかナッツとかパリパリしたのが入っているもの)
山盛りの生牡蠣
トマトとモッツァレラチーズ
辛口の日本酒
それで6時間位あーじゃないこーじゃない話をして
時に、「ハイ、あーんして」と牡蠣をお口に入れてあげたり
時に、ムッとしたりさせたり
時に、「ここがもう少しこうなれば…」等々言って
お互い協力し合って股関節の柔軟体操したり・ブリッジしながら…
そして、愛する人のお腹がゴロゴロ鳴りだした頃を見計らって、
「あ、トイレ貸してね」と澄まし顔で言って、トイレで長居するのぉ。
それでね、トイレから出てきて
「アラァ? 勝手に第2ラウンド一人で始めちゃったのぉ?」って言ってあげるの。
うふふ
先生! 70点くらい頂けますか?
●十傳より→150点を差し上げます。だから帰してくださいってもがくことでありましょう。
二月の雨は、乾燥した空気の中で植物の保湿化粧水のようですね。
私の心休まる場所は自分でも不思議なのですが、ラグジュアリーな空間です。
ファーストフードや大衆居酒屋は今だに緊張します。
ラグジュアリーな場所にふさわしい自分になる努力ならば楽しめます。
好きな人と一緒ならばどこでもうれしいですね。
●十傳より→カフェでコートを着たまま、窓辺のカウンターで、残された時間まで珈琲を飲むってのもいいでしょうね。
わーい❤150点だ。
先生ありがとうございまーす。
っ‼
Oh NO!
なんという対照的なコメント!
くすん。
ついつい悪乗りし過ぎちゃって…
後半部分(ゴロゴロ…)は先生の趣向に引きずられただけですぅ。
けっして私の趣味ではありませーん。
えっ? 口が曲がっている?
私が嘘を吐いているって?
そお?
そっかなぁ? ホジホジ…
●十傳より→私の趣味に合わせていただき、さらに30点を加算いたしますです。
自分のお部屋という設定ならば、もちろん手料理を出すと思います。
ワインとフランスパンなんて素敵ですねぇ。ぱぱっと作れるサラダかなんかをプラスして。
うん、やっぱりラフな感じがいいですよ。手掴みで食べれるモノ。あーんしてあげたり。
半個室席がある居酒屋とか、ゆっくり時間が流れる空間がいいです。
・・・そっか、「時間」ですね。
皆さん共通するのは、「寛ぎ」「空間」「時間」。
特に会話なんて必要ない気もします。
先生が過ごしたワインとフランスパンの100㎡。
時々触れ合う、無言の時間。
それこそが「反省会」?であり、「余韻」というものでしょう・・・。
身も心も満たされた後、信頼できる人と2人、
リラックスしたいものです。
王将は大好きだけど、それはまた違う時がいいかも!
休日のお昼とかに、お腹空いた~!王将行っちゃう?うん!チャーハン半分こしよ!
みたいなノリは、それはそれでいいものです。
王将のチャーハンが好きです。
●十傳より→機会があったら言ってみてくださいまし。「王将に行こうっか」って。男はバカに嬉しそうにするでありましょう。
「お腹すいたね、何か食べようか」
その言葉だけで、たとえカップラーメンでもチョコレートの一片をわけあったとしても、満足ではないでしょうか?
シチュエーションにこだわるのなら、寛ぎあって肌を寄せ合ったまま、互いの口に押し込みあうのです。
ぬるくなった水だって、きっと甘露でしょう。
●十傳より→カップラーメンはたまりませんですね。たとえそのあと下痢をしても後悔はいたしませんです。