12.08
「発展」という二文字が、私メの中から消えておりますです。
いろいろな業者から、提携をせぬか、一緒に力を合わせればお互いにイイことがあるのだから、と誘われても、
「発展しようとは思いませんから」
すげなくお断りをしているのでございます。
発展して建設的に上に延びるより、シダとかコケのように地面によこに広がることのほうが自分に似合っているよーに感じるのであります。
というより現在の自由を大事にしたい意識の方が強いのでありましょー。
宇宙に行って地球を眺めるより、部屋で地球儀を見ていたほうがマシではないかとも思うのでございます。
先日、版元さんからメールがございまして、
「人相の本が、品切れになっていて、一万円以上の値が付いています」
教えられて驚きましたです。
私メの分厚い人相本のことでございます。
増版か、別の出版社に打診しようかというお話らしいのでございます。
「面倒くさいですね」
「いやいや大丈夫ですよ」
促されても、その気になりません。
以前ならば、ビジネスチャンスと意気込んだはずでありますのに、その意気がゼロなのであります。
ああ、古い人間なのだなと感じることもしばしばであります。
新しい時代の価値観がよく分かりません。
すべてが、
「嘘だよな」
直感してしまうのであります。
褒められても、煽てられても、進められても、何を食っても、
「嘘だよな」
ここに着地するのでございます。
考えることと言えば、
「あのお女性も、来年でもう60代なのか」
とか、そういうことばかりであります。
「20年後の今日、この店で会おう」
約束してから20年どころか40年も経ち、会おうどころか、会ってはならぬ心境であります。
郷里で街中を散歩している時、「あのお女性に会うのではないか」と周囲を見回すのですが、見回すのは若いお女性でして、
「いけないいけない」
60代のお女性こそ、あのお女性ではないかと、たちまち心がしぼむのであります。
「若ければイイというのではない」
懸命に自分に言い聞かせますけれど、どーしてなのか視線は新鮮な果実のよーな若いお女性に向いてしまい、だけでなく、ニタニタしてしまうのでございます。上機嫌になる自分を止めることができません。
同じ年代の男女の多くは、脚を引きずって歩いていたり、白髪だったり、禿げていたり、突如とした立ち止まったり、そして不意に引き返したり、汚くクシャミをしたり、廃人と化しているのでございます。
陰鬱な雨空を好むのは、発展のない風景が快く落ち着くからでございましょー。
先生の絶版本はどれも高額な値がついています。
人相の本は私も欲しかったです。
●十傳より→だいたい絶版ですね。
スクールのテキストのように
先生ご自身で出版されたものを買いたいです
●十傳より→それは考えております。手抜きなしのヤツを。
小野十傳先生・流石ですね!
過去の著書が高値とは、占聖ならではです。
男子は無意識に歳を取るほどある程度若い女子に物凄く魅力を感じるのが真の健康なのだそうです。
加えて、イワユル若い女子には、女子校ばかりに通い身近なメンズがおとんかオジイなどと言う女子や親が自分の幼き日に離婚などの理由で、ある程度歳の離れたメンズにしか魅力を感じないファザコン女子も少なからず存在するそうなので、令和風モダンボーイの十傳先生なら今時の最先端の昭和レトロ~大正クラシックブームも在ってイブシギンですね!
●十傳より→ただのスケベ爺であります。
「美しく老いる」そんな化粧品の宣伝文句なんて人類が宇宙に
住むよりも不可能なこと。
昔、鏡に写る白髪の自分に「この人誰?」と私に訪ねた
ご婦人が忘れられません。
もうすでにこの世の方ではありませんが。
果実のようなお女性に目がいくほうが当たり前
誰しも死に近いよりも生の近くにいたいものです。
●十傳より→腐りかけは美味しいのですが、腐っていては…。
転売ヤー
ホント迷惑です。
●十傳より→ですね。
数ある著作の中で先生の代表作といえばやはり財運四柱推命でしょうか?
●十傳より→アレは難しすぎます。そして調候用神法に至っておりません。まだこれだというヤツは出しておりませんです。
過去って最高 ☆☆☆
自由を謳歌、横に広がり、歌って踊るのは、いかがでしょうか。
え?マツケンサンバが有馬記念に?
YouTubeにて、マツケンアリマ66 を
ぜひ!ぜひご覧下さい。
金持ち前夜祭での、ブレイク最高感、懐かしいのでした。
有馬記念とコラボ 歌詞も、競馬バージョン。
悪運、吹き飛びそ。
年末年忘れ。
●十傳より→見て見ますです!
>促されても、その気になりません
「出る杭は打たれる」という諺もありますので、
この不況時にうまくやりすぎてはいけないと
自制をかけておられるのではないでしょうか?
また、紙の本はどんどん電子本に取って代わられているので
そういうことも感じていらっしゃるのでは?
●十傳より→本は紙に限るよーな気がいたします。
売ろうかな。持っとこうかな。
●十傳より→へへへ。