01.25
いずれ、この日の来ることは知っておりました。
なにごとも、始まりがあれば終わりがあるのであります。
「この人とは二年の寿命だな」
名刺交換をして、相手の顔を見て、最初に思うことは、どのぐらいの期間、その人と親しくしていられるかなのであります。
お女性とも、一週間で散ってしまう関係なのか、一か月か、それとも三年なのか、10年も続くのか。
反射的に覚悟みたいなものを決めてしまう自分がおりますです。
相手が、職業とか、学歴みたいなもので装っていれば、その関係は短く、素のままでいれば、関係が長続きすることも経験上なんとなく分かっておるのであります。
が、相手がジェンダーの場合はどうか。
そーです。
今朝、いそいそと、ジェンダーの蘭丸さまの勤務しているコンビニに向かったのであります。
ところが、蘭丸さまの姿がないのであります。
物陰から、私メを監視していることが、いくたびかございましたので、剣道でいうムカデ足にて店内を隈なく探しましたけれど、蘭丸さまのお姿が見えません。
どころか、気配というか、匂いというか、そーいものが感じられず、ただ空虚がそこにあるばかり。
もしか、トイレから出てくるのではないか。
そして、
「なによう」
と軽蔑の眼差しを私メにあててくれるのではないか。
ああ、あの冷たい眼付き。氷のように愛を拒絶する薄い唇。午前中のうちに、うっすらと青々と髭が伸び始める頬。
カサついた顔に無理して引いた青いアイライン。
が、その一縷の望みもむなしいのでありました。
かなしくて、かなしくて、神庭山に登りました。
雪で凍てついた小径にすべり、いくども転倒しそうになりましたです。
そして、リンゴ畑の向こうに展開するモリオカの街に向かって、
「……」
叫びたいのに声が出ないのであります。
いっぱいいっぱい絶叫したい色々があるのに、何も声に出ないのでありました。
私メしか、蘭丸さまの理解者はいないはずであります。
いちども会話をしたことはありませんし、むしろ蘭丸さまは私メの熱い視線を、
「ウザイんだよぅ」
拒否していることは知ってはおりましたけれど、やがては大地震などの天災のときには、私メの胸に飛び込むしかないことも無意識で分かっていたはずであります。
ほんとうは、葡萄の種より小さい乳首をなぶられ、私メの手のひらに包まれながら、ツクシのようなペニスから、
「はやく楽になってしまいなよ」
とうながされるままに射精したかったに相違ないのであります。
ちいさなモリオカの街のどこかに蘭丸さまがいるのでしょーか。
蘭丸さまを探し求める日々がはじまったのでしょーか。
どこに消えたのだ蘭丸。
どこまで苦しめたら気が済むのだ蘭丸。
私メは、靴に雪がはいるのも構わず、リンゴ畑を駆け降りるのでありました。
ホント―は駆け降りはいたしませんでしたけれど。
僕も同じです、毎年この時期になると馴染みのコンビニやらファストフード店から馴染みの女の子がぷっつりといなくなります。
ホントに寂しくて切ないです、でもまた新しい出会いもあります。
先生もきっと次の蘭丸さんがあらわれますよ!!
●十傳より→でしょーか…。
もし、小野先生が実験的に24日の日盤を使われたとしたのなら、
最凶という言葉に匹敵する方位だったじゃないんでしょうか
この際、一旦茅ヶ崎に戻られた方が無難かと思うのですが
●十傳より→ほほぅ。
お休みなのです。
●十傳より→今日も確かめに行ってきます。
蘭丸さん、
お金が溜まり
専門学校にでもいくのでしょうかね?
案外、
小野先生の東京事務所の近くか、
ご自宅の茅ヶ崎あたりで
バッタリだったら良いですね。
でも、蘭丸さん、
小野先生の為に
今日もいつもの通り
コンビニにいてね。
●十傳より→おりませんでした…。
呪術でものにする時期が来てると思われます。
●十傳より→それでは味気ないでございます。
いらっしゃらなかったのですね。
12日のブログのように「どうせダメだよな」と思わないといけないのかもですね。
そうすれば雪に覆われた美しい白鳥の池でバッタリ出会ったりして。
●十傳より→諦めより「逢いたくない!」の方が効果があるかもです。
凶方位に今回向かった
結果なんでしょうかね?
コンビニの方に彼は?など聞くわけにもいきませんしね。
まさか、オミクロン株に感染?
うーん
●十傳より→方位現象は、方位を使った本人の意識の変化から、いろいろと派生し、その方位現象にリンクする行動をしたかどーかなのでありますから、そーいうことを考えれば、凶方位の象意に従った行動取らねばなりません。いまのところ雪掻きと老母の肥料作りだけなので…。
短絡的に凶方位に行ったから
落胆する羽目になるとか
事故にあう、お金を落とす、詐欺にあうなどという
捉え方ではないわけなんですね。
今まで読んだ気学とか奇門遁甲の本は、
起こりうる現象例がつらつら書かれていたので
それで、当たらない!と思ってました。
とてもとても明快な
御説明に目から鱗です。有難うございました。
●十傳より→すべての占い師はバカだと断定して正解であります。
小野先生のおっしゃる通り
馬、鹿の区別がつかぬインチキ占い師が何故か持て囃され
有名になり、荒稼ぎしてる人たくさんいますよね。
でもそう言う偽物はどの業界にも居て、
本物はなかなか巡り会えません。
●十傳より→ホンモノさんは、みんな死んでしまったのであります。
残念ですね、小野先生以外の本物の方々が
この世には
もういないなんて。
歌丸光四郎さんの四柱推命の本が
何故か我が家にあります。
この方は本物ですか?でないならば
どんどんいらない本を処分しないと
祖父母のものがなかなか片付かないので。
●十傳より→周易の大家で、断易の解釈もモダンであります。ただ四柱推命は古いかもです。取っておいて損はないであります。
ありがとうございます。
●十傳より→いえいえ、なになに。
いや~、ホント―ですね。
占い師なんかバカ・詐欺師・詐術師・幻術師です。
わざわざ金を出してそんな犯罪者に近い占い師なんかに
相談・頼ったりする人って、なんなんでしょうね。
社会や国家に貢献できないような自分の腕に自信のない
占い師など屑です。そう思います。
●十傳より→ザッパラスの担当者に、にせ手相の、お笑いの島田某と出会ったら、便所に連れ込んで半殺しにしてやると言ったら、パーティに呼ばれなくなりました。易者だけでなく、すべてのニホン人は一人残らず偽物。非国民万歳であります。