2011
12.15
12.15
予定していたことがキャンセルになったので映画を見に行ったのであります。
デートがキャンセルされたわけではありませんからね。念のため。
テラスモール湘南は混んでいると予想されましたので昔ながらのマイカルシネマ湘南の方へ。
ご覧の通りガラーンとしていたのであります。
ご老人とご老婆さま、それに文学OLさまらしきお女性のみ。
その文学OLさまと同じ「源氏物語」を観たのでありました。
観終わったいまは、はて、どーゆう内容であったのか、もはやおぼろげなのであります。
記憶しているのは、ただただ眠かっただけであります。
事実いつしか昏睡に堕ちて、自分のいびきで目覚め、ヨダレのたまった口角をぬぐったのでありました。
おぼろに記憶している内容は悪くなかったようなのでありますが、とにかく眠りをさそってやまない映画でありました。
おそらく製作側も「こりゃ、みんな寝ちゃうね」なんて語り合ったことでありましょう。
仕事をすべきだったなぁ、と帰る道々、やや後悔する気持ちも少々。
「わたしの話し、そんなにつまらない?」
情事のあとのカフェでそう言われたことがございました。
「いや、そんなことはないよ。で、どーしたの」
「いいよ、もう。はやく帰りたいって顔にかいてるし」
つまらなくはないのに興味が湧かないということで、彼女の話のような、映画なのでありました。
せっかく真木よう子が出ていたのに、であります。
ポップコーン(ラージ)を食いすぎて、胃のあたりがもたれているのでございます。
ジャニーズ主演は、底浅で嫌でございます。
特に、東なんぞはへたくそで、感情移入できないでございます。
必殺シリーズの中村主水の後継者に選ばれてようですが、
藤田まことには遠く及ばずでございます。
底が浅い役者のドラマには、「退屈」の二文字しかないようです。
●十傳より→たしかに東山はぶち壊しでありました。作品全体にエロスがないのでありました。つまり失敗作でございましょう。お金と時間の損でありますから、みなさま、見ない方が賢明であります。