10.18
断易に欠点があるとすれば、それは道具でありましょう。
筮竹を使うのが本来のありかたといわれていますが、筮竹はあまりに古臭く、完全に易者であります。
サイコロを通常は用いますが、賭け事のイメージが強すぎますです。
古銭をほうり、その表裏で占う方法は、もっぱら台湾の易者がやっており、これは古法にのっとっており、福本銭を使えばイイのでありますが、それでは、いかにも福本銭を押し付けるようで、私メの流儀ではございませんです。
そこで、思い出したのが、「円耆」。えんし、と読みますです。
19個の石を撒いて、それを並べるのであります。
画像が、ソレであります。
どーです。美に溢れていると感動いたしますでしょう?
売っていないので、私メが、さきほど作ったものであります。
イメージというヤツは厄介でして、私メは「清子」という名前が苦手てありまして…もうこんな素朴なお名前の方はいないかもしれませぬが、私メの時代ではたまに存在していました。
が、どんなに美人でも、名前が邪魔をして好きになれないのでありました。
清子ではなく今日子と、頭で置き換えても、やはりキヨコ、キヨコ、キヨコと、脳髄にツカツカとイメージが突き刺さるのでありました。
苦手な理由は心当たりがありませんが、おそらく何が原因して、心に封印しているのでありましょう。
断易も、やはりお道具が大事。
十傳スクール、「鬼谷断易」で使用する、お道具はこの円耆にきめましてございます。
でも、これを人数分作成するのは大変でありますから、19個を三個に省略することにいたします。
ばら撒いた宝石が如くの石を、右のわうに並べますと、易卦があらわれるのでございます。
これで断易も見直されるものと確信したのであります。
やはり、見かけもが大事であります。
断易はタロットと同じく、そのときの偶然性を重視する占いでありますが、美しさからいって、タロットに勝ちをゆずっておりました。
が、これで断易も美においてタロットと比肩することになるのでございます。
ちなみに、キヨミとか清ノ進という名前でしたら、何の抵抗もなく、受け入れ十分でありますです。
大予言締め切りですかね?
今からメールしますが?
●十傳より→本日、18時で締め切るとか聞き及んでおりますですが…。
小野先生が大昔にテレビ使っていたような断易箱での占い方を教えてもらえるのかと思っていましたが円耆というさらにディープな道具での占い方を教えてもらえるなんて予想外の僥倖です♪
本当に楽しみです♪
●十傳より→あの箱は、いまでも実占で用いておりますです。中には、八面体の、象牙のサイコロが六つ。一発で卦が出るのでありますです。
濁子( だくこ )。
どんな容貌であっても、きっと先生は吸い寄せられてしまうのでは?
このような名前は存在しないかもしれませんが・・・
あたしは自分の名前が好きでありませんでした。理由はみっつ。
① カ行の音が嫌。まなみ、とか ななみ とかいいなぁです。
② 母が、あたしの名前の漢字を「明治の明です」といつも説明していたから。昭和の女なのに何故明治?
③ 明るくもないあたしとのギャップがぎゃ!
でも、2年ほど前、お酒が入ると説教じいになる人から「名前を説明する時はよく考えて言ったほうがいい、たとえば『博美』だったら万博の博などというのではなく博士の博・・・」とアドバイスをいただき、考えました。『明子』は、日と月と子・・・太陽と月の子だ。そんなことを思いついたら少しだけ自分の名前を好きになることができました。
●十傳より→なんてお前のカラダはンメェんだろう、の、メェ子ってのはどーでありましょうか。あるいは日が月子。ああ、快楽の火が付き子。比嘉月子ってのもありますです。でも、メェちゃんって、ちとそそりますです。
濁子!
それじゃあ私は「情子(じょうこ)」かな。
二人合わせて「濁情」…?
なんつって。
十傳より→だくじょうという言葉の響きはなかなか美味しいでありますね。はじめから濁音がついていますが、東北人ならば油断して、だぐじょうと発音してしまいますです。
有難うございます!
自分の名前がもっと好きになりました!
●十傳より→もしもメェ子殿が五月生まれなら、なおピッタリでありますね。
締め切り過ぎちゃいました。
諦めます。
●十傳より→ツイていたかもでありますね。
円耆・・・。
一目見て、なんかこれかわいいと思いました、私。
失礼ですが、これは何でできているのでしょうか?
●十傳より→もしか…と思うソレ、そう碁石でありますです。
小野先生! 過去の記事を読み返していて、ふと疑問に思ったことが有りましたので質問させて下さい。
2枚目の写真で合計19個の円耆が並んでいて、おそらく『乾為天→澤火革』の卦を表しているんだと思いますが(違うかも?…笑)、上爻の上に置かれている薄い赤色の円耆は何か必要が有って置かれているんでしょうか?
立卦するだけなら不必要だと思うんですけど…(^^;
お答えよろしくお願いいたします。
●十傳より→コレは太極でありますです。筮竹でも一本を薬指と小指の間に挟みますです。「初めに太極ありて、陰陽に分かつ」とありますです。「円耆」でも同様でありますです。
お答えありがとうございます。
円耆、碁石で自作してみます(^^)
●十傳より→自作の成功を祈りますです。
はじめまして。
『完全図解 東洋観相秘占 人はみかけで99%わかる!』を購入させて頂き,先生のことを知り,ネットで調べたものです。
湯のみの湯気の話はとても興味深いものがありました。
まだ全ては理解できていませんが,本を活用したいと考えております。
このたび,図々しくもこちらにコメントしたのは,円蓍について少し不思議に思ったことがあったからです。
私も筮竹は大変だなと思い,他の方法を模索していました。
まずは断易箱を試みました。中にはサイコロを入れております。
周囲に確認したところ,サイコロの印象があまり良くなく,『こんなんで,何がわかるの?』と言った反応が多かったです。
そこで先生のブログで円蓍の説明を拝見し,自作して周囲に確認したところ,こちらの方が評判が良く,円蓍を利用したいと考えました。
こここで疑問に思ったのはなぜ19個なのでしょうか?
1つ余っているこれが魔法なのかと考え,色々調べましたが,結果わかりませんでした。
筮竹には太極という考え方がありますが,そのあたりも関係しているのかなど,思案するばかりです。
もし,よろしければ,ご教授して頂ければと思います。
話は変わりますが,十傳クラブへは直接習っている人しか加入できないのでしょうか?
お忙しいとは思いますが,お手すきの時にでもご回答のほど,宜しくお願い致します。
●十傳より→十傳クラブへの入会はどなたでもご自由であります。円蓍のひとつはお考えの如く太極でございます。並べる前に上にパチンと一個置くのでございます。また、そのほか数字表による方法もございますです。
断易の道具を検索してたらこちらへ辿り着きました。
筮竹を怪しくエレガントにアレンジしてブームを作りたいと以前から考えているのですが、八卦を出す手法を覚えるのが面倒なので暗礁に乗り上げています。
●十傳より→あん、しょーですか。