2015
04.09

たとえば夜のデパートの屋上がお気に入りであります。

幼少のころはデパートの屋上といえば小さな遊園地になっていたものですが、いまでは、このようなスポーツのできる広場になっており、無人のコートを眺めていると不思議に心が落ち着きますです。

ユトリロの絵画を眺めているような、懐かしい孤独感に包まれるのであります。安らぎのある悲しみというのでしょうか。

占いを生業としていると、知らずに心が荒んだりするものでございます。心の裏側を読むために疲れたりもいたします。
十傳スクールの講義はそういう意味では、私メにとってはなかなか楽しい場でもありますが、やはり夜のデパートの屋上はイイ。

地方に出かけた時にも夜のデパートの屋上の風に吹かれると、その地に住んでいる錯覚にひたることも多々ありますです。

もしかすると、この場所に、或るお女性と住んでいた過去があり、その記憶が消去されているのかもしれないと、風に髪をなぶられつつ、なかったはずの過去が蘇るようなこともあるのであります。
すべてが人工のもの。
植物も地面も人工のもの。

本当の自然にいると落ち着きません。
私達にとって、このような空間が安らぎの場所なのかもしれませんです。
そして金網の向こうに広がる街こそ大自然というわけであります。

無性にラーメンを食いたくなる場所でもございますですよ。

  1. 子供の頃、母に連れられて行ったデパ-ト ・・・ 懐かしく楽しい想い出です。
    何より楽しみだったのは、そのデパ-ト内にあるレストランで摂る食事
    ナルトの乗った まったくコクの無い醤油ラ-メンがとても美味しく感じられました。
    お腹一杯になったところで屋上に上がり
    あまり「キャッ キャ」と遊ぶ子供ではなかった私は
    下界の 小さなオモチャのような家や走る車を眺めるのが好きでした。
    何十年も前の事なのに、ツイこのあいだのような気がします

    ●十傳より→10円で童話のようなヤツを覗く機械も面白かったですね。

  2. ふ~む‥。
    「神の作った自然」より「人間の作った自然」を好むのは‥。
    「神の愛」より「人の愛」を求めているからではないでしょうか?
    私は本当の自然も、人口の自然も好きであります。
    すいません^^;チューハイ呑んでおります、はい。

      ●十傳より→もっと酔いどれくださいまし。

  3. 私は子供の頃食べたヨーカドーのお好み焼きを思い出します。
    最後に食べたのは何才だったか?忘れてしまいました。
    来週には50才になります。もう孫がいる年令ですね。

    ●十傳より→齢のことは考えないよーにいたしましょう!

  4. 僕ももう38になりました。まともに生きてれば、自分の子供の顔が見れたかな?

    ●十傳より→子供の迷惑のことを思えば、出来ていなくて良かったという考え方もございますです。