2017
01.11
01.11
十傳スクールを終え、東京駅に着くまでは、まったく、その気持ちの欠片もございませんでした。
ところが、みどりの窓口を目にした瞬間に「どこかに行こう!」という衝動が巻き起こったのでございます。
長野新幹線しか座席がないということ。
「では、そこまで」とチケットを求め、ホームへ。
ガラガラでございました。
長野に向かった目的は、ですから何もございませんです。
これで、愛人でも待っているのなら楽しゅうございましょう。
涼しい長野駅の無人っぽい構内で、しばし佇むのでありました。
私メを迎えてくれたのは、ポスターの笑顔。
安宿で、こうしてプログUPをしている今も、なにしろ目的がございませんから、書くべきエピソードがございませぬ。
いつか、素敵なお女性と逃亡したりすることを、儚く空想することしか出来ないのでありました。
鞄にはPCと、いくばくかのお金だけ。
私メはしずかに壊れてしまっているよーでございますです。