2023
12.05

50年前は、「現代っ子」なんて呼ばれてイイ気になっていた私メ世代です。
当時は、スマホはおろか、ウォークマンもございませんでした。

やっとカセットテープが出て、「英語の勉強のため」と親をダマして、ソニーの初代のラジカセを買ってもらい、それを入れたナップサックに背負い、スキー場で大音量で鳴らしながら滑った…という世代でございます。

ソノシートなんていう、薄いビニール製のソノシートという雑誌の付録についてきたレコードみたいなヤツを聴いていた世代であります。

で、1980年代になり、ファックスという不思議な通信機器が出まして、どーして原本が手元に残るのに、相手側に文字として送られるのか、さっぱり分かりませんでした。

コンピューターと、「ター」とのばして発音するコンピューターが登場し、端末機が企業に導入され、それまでのタイプライターは時代遅れの産物となったのであります。端末機は、紙テープに穴を開けるヤツでして、それをセンターというところに持ち込み、翌日にデータが出てくるのでした。
そこらへんから文明がスタスタとスピードを上げ、ワープロが誕生したのであります。
私メは書院とかいうワープロを使用していました。

ところがパソコンがとって代わり、私メは時代についていけず、いまだにヒラガナ入力であります。

ガラ系、そしてスマホ。

画像は、ロボット掃除機からのデータであります。
モリオカの実家のロボット掃除機を、なんと茅ケ崎の自宅から操作できるのであります。
掃除経路が一目瞭然。
さらには「掃除完了しました。帰還します」と電源のある場所に戻るという凄まじさ。

いったい誰がどこで考えたものでしょーか。
人類の発展と言ったって、数人の天才さんの文明でありましょー。
あとはみんな脳タリンのバカ。

「ついていけない」と言うところを、
「ついて行きたくない!」
と、つい見栄を切りたくなるのであります。

明治時代の百姓が、岡蒸気を見た時も、こんなだったのかもしれませんですね。