09.04
メーテルリンクの童話の「青い鳥」のチルチルとミチルの兄妹が、青い鳥を探しに行くよーに、私メも美味しいラーメン屋を探しておりました。
しかし、チルチルとミチルの兄妹が、青い鳥を探せないのと同じよーに、
「ココだ!」
美味しいラーメン屋はなかなか見つからないのでありました。
見つけたとしても、二三回かよううちに、味が落ちたりして失望するのが常でございました。
童話「青い鳥」では、結局は、青い鳥は自分の家の中にいたというお話であります。
読後にひどい失望に襲われる童話でございます。
つまり、幸せとは、じつは自分の身近にあるものだという内容だからであります。
「貧乏者は夢を持たずに、いまの生活に甘んじろ」
これが「青い鳥」の主題なのであります。
たしかに、私メも、美味しいラーメン屋を探し求めているとは申しましても、TVの食レポのタレントがわざとらしくラーメン屋をのきなみ試すよーなことはいたしません。なんとなく、であります。
「おいしいラーメン屋を探してんだよね」
と言いながら、それはポーズでありました。
自分で作ろうという気持ちが皆無でもございました。
とくに塩ラーメンは、
「塩ラーメンはね。数あるラーメンの中でももっとも難しいモノなんだ」
そんなことを耳にし、職人の技だろうと、自分でこしらえることを諦めておりました。
函館に行かなければダメなんだと、塩ラーメンの旨い店がある函館の店を思い出してはため息をついていたのであります。
ところが、なんの拍子にか
「自分で作れるのではないか」
と思い立ったのでございます。
そして、出来たのが画像のヤツ。
五分も要しません。秘伝のタレなどでもございません。
市販のタレなどでもございません。アレは体に悪いものが混じっておりますから。
自分の家にあるダシと塩で十分なのであります。
でも、いままで食ったなかでは、最高のレベルのお味。
「青い鳥は自分で作り出せるのだなぁ」
どこか運勢や運命学とか、そーいうモノに近い感じでございます。
チャーシューも自家製ですか?
メンマが立派な幅だこと。
美味しさが、画像から伝わってきます。
鑑定のあと、小野先生、そのラーメン食べさせてくださいと
おねだりしたくなります。
●十傳より→肉もシナチクもコンビニのヤツですが、ごちそーしたいほど美味であります。
「チルチルとミチル」幼い頃に一度だけ読んだことがありました
その中で印象的だったのは
異次元の中、青い鳥を求めて旅をする二人の前に
現に亡くなっているお婆様の姿が
そのお婆様が言うには
「私はいつも眠りについているのだけど」
「あなた達が私を思い出してくれる度に こうして目を覚ますのよ」
なるほど … なんか分かるような気がする(幼い私の感想)
そして次に出会ったのは クリオネのように真っ白は可愛い霊体
その霊体がチルチルとミチルに向かって
「今度、あなた達の弟? 妹? として生まれてくるんだけど」
「〇〇病を持って生まれて来るから すぐに死んでしまうの」
この場面は、霊界から現世への出発点と終着点を現した
とても記憶に残る小説の一遍でした
そして「青い鳥」と聞いて頭に浮かぶのは
シャリ-ンの「愛はかげろうのよう」
目の前の青い鳥に気づかずいた女性
時が経ち過去を振り返った時
背を向けた様々な中に幸せがあったと
人は時が過ぎて、手の届かい遠い過去となってしまわないと
その価値は分からないのかもしれませんね
ところで先生、美味しそうな塩ラーメンですね
塩ラーメンは誤魔化しがきかないので、店の力量がそのまま出ますので
塩ラーメンの美味しいお店は何を食べても美味しいと言われています
先生は感性も味覚も人一倍優れている方
美味しい塩味のスープを完成させることが出来ると思います
その際には、できれば、細麺の縮れ麺でいきたいものです
ズズズ ___ うんめ~ 。
●十傳より→ですね。