2023
05.12
05.12
その一画は、身寄りのない老人とかがボロ屋に居座っている、いわば死を待つ町なのであります。
墓入りの待機場所といえばイイのでありましょーか。
たしかに背後の無人とみえるアパートの一室だけが、窓が開き、老婆が顔を出し、うつろに虚空をながめているのでありました。
さて、化け物屋敷。
赤子の泣き声が、なかから聞こえてくるというのであります。
おそらく、その泣き声は発情期をむかえた猫のモノに違いなく、尾ひれをつけて面白おかしく物語となっているのに相違はありません。
幽霊というものは、そんなドラマチックではないのでありますから。
門が美しく朽ち果てているのが趣深いのでした。
何人が、この門をくぐり訪ねたのでしょうか。
またこの門を、文字通り門出として希望に燃え、息子や娘が人生の第一歩を踏み出したこともあったでしょう。
持ち主は死んだか、介護施設にはいり、いまはご覧のとおり空き家。
希望に燃えて門出た息子も娘も、人生の蹉跌にハマリ、空き家をどうすべくもなく、訊かれると、ただ耳を塞いで、
「うるさい、うるさい、言わないで、実家のことは」
と急に怒り出しているのでしょうか。
鬼火が感じられるのであります。
ガラス戸の奥に、二つの鬼火のけはいが。
ふいに、軽い吐き気をもよおしまして、本日はいちじ退くことにいたしました。
日を改めて、もう一度、と。
私が住んでいる周りにも空き家が数件あります
ほとんど崩れかかったモノや形を留めているモノ
そんな空き家や廃屋の中でも気になる家が
自宅からすぐ近く、さほど古くない造りの家
結構広い敷地に建物が二つ
草木に生い茂ったその庭には大きな柿の木が
かつては家族の賑やかな声が飛び交っていたと思われる空き家
今では鳥のサエズリさえ聞こえないのではと思われるくらい
時が止まってしまった家
生の無い建造物に命を与えるのはソコに住む人々なのでしょう
生きる力を無くした家
その廃屋と化した朽ち果てた家を見る度、何故か ゾッ と薄ら寒くなるのです
視力と引き換えに神様から頂いたギフト(それとも十字架)
先生は優しすぎますので、このような場所には十分ご注意を
●十傳より→しかし惹きつけられますですね。
家相と幽霊
幽霊は、過去の悩みの一種で、易の父母に見えました。
妻財がききそうです。
昔、子供が悪さをすると、そんなことでは、
モウコ コクリコ が来るぞ!と怒られる地域が
西国にあった話をききます。
怖いのは、蒙古、高句麗、高麗。元寇の記憶。
生きている人間。兄弟(ケイティ)や借金取り、
おそロシアもありました。
1番怖いのは、兄弟が、過去である亡霊の父母
先代の意思を持ち出し
印璽、継承の話を得て生じられている時。
その土地、お前たちの家は、本来は、われらのものだ!
元は自分たちのものだ!と攻め入るのでした。
イラクとクウェート。ロシアとウクライナ。
兄弟の国は、東西ドイツや南北コリアも。
兄弟は、怖い。
映画で民を率いて逃げるモーゼがエジプトの
ファラオと従兄弟のように育っていた話に驚いてしまいます。
海がわれるのでした。
カインとアベルもありました。
●十傳より→兄弟は他人どころか敵対する者のはじまりですね。
兄弟が有難い時。
官殺の難がある時は、一緒に支えてくれる仲間の兄弟はありがたく
仲間と共同する共和政。間に印が入って助けに…でした。
幽霊館には、子供さんから未来がいつか持ち込まれ…
女子供の妻財と子孫、資金や遊び心でリニューアルで?
●十傳より→生きた断易ですね。
日本の過去を引き合いに、非難することがある隣国。
過去、父母、幽霊は、兄弟を強める?
儒教世界では、親の仇の怨恨と幽霊は、持ち出されたり。
しかし、本当の悩みは異民族の侵攻を恐れ、
今の仲間が離反し敵につくことを恐れていたのでした。
運が離れる家相 避けたいです。
●十傳より→親しくはしても決して信用してはならないのであります。