2011
08.13

ちょいワルオヤジとして、日本に根づいているイタ公さんのジローラモ氏でありますが、彼の人相には、くっきりと駅馬ホクロがあるのであります。

駅馬ホクロ、あるいは辺地ホクロの持ち主は、郷里で成功することは、まず絶望的といってよろしいでありましょう。

とにかく郷里を去らなければ幸運が巡ってこない運命といって過言ではないのであります。

で、ジローラモ氏のどこが、そのホクロかと申しますと、額の向かって左の生え際にあるホクロであります。

最近はこのホクロは巨大化し十倍ほどの大きさに膨れ上がっているようであります。
だいたい日本にいる外国人というのは本国ではぜんぜんダメで、日本に行けばどうにかなるだろうとタカをくくって渡来するわけであります。

それは日本も同様でして、まったくモテないお女性さんたちが、外国に住むようであります。そして数人のパトロンを得て暮らしているということ。

けれど異国で成功しようとしてもなかなかに大変なのであります。
この額の際のホクロが、まずは海外で成功するためのパスポートというところでしょうか。

が、海外といいましたが、何も外国とは決まっておりませんです。
とにかく郷里を離れることが運命づけられていると解釈すれば、日本国内だって異国となるわけでありのであります。

心配なのはシローラモ氏の巨大化したホクロであります。
この世から旅立つという暗示とも取れるのでございす。

しかし、そんな不吉なことはおいておき、各地を転々とすることで運命が回るというのも、駅馬、辺地ホクロの特徴なのであります。

かくいう私メにも、そのホクロがあるのであります。
距離のモリオカにいて、墓参りや初盆でよその家にお邪魔するにつけて、
「やっぱりモリオカでは暮らしてはいけなかったなぁ」
という思いになるのでした。

一月に一度の割りで帰ってくるというスタイルが合っているのだと再確認したりするのでありました。

すべて、このホクロのせいだと、原因を、ホクロになすりつけようとおもうのでございますです。

  1. 駅馬ホクロは、右だけでなくて、左にある場合は、関係ないですか?
    左にあります。
    ちなみに、口の近くにあるホクロは、食べるのに一生困らない運、でも
    お喋りって聞いたことがあるけど本当ですか?それも自分にあります・・

    珍しい位置で、唇と皮膚の境目や唇の中にある人もいますね。

    ●十傳より→古い人相学では左右で男女の相を区別していましたが、現在は右にあっても左にあっても駅馬ホクロとみてイイでありましょう。なにしろ昔に比べ、お女性の地位が高められていますゆえ。

  2. 運命って言葉をしみじみ思うお盆です。何があってもこの家から出ていかないでずっと「お父さんお母さん」と一緒にいるんだよ、という言葉の元に養子である事を伏せられたまま、何処かの将軍様のお国が如くの人生を過ごしてしまった私。それでいて、祖母に堅く手をつないでもらいながら「結婚するってどういう事なの?」と尋ねたら「その人は何処か遠くに生まれている」と答えを得た保育園帰りの夕暮れ。そのお言葉通り、各地を転勤した後、夫の出身地である横浜に定住している今。養父も夫も転勤する人だったので今までに沢山の人と知り合った事になりますが、亡くなられた方々を何気なく思いだしています。どう生まれ、どう生きるのか、最初から決まっているのだと思います。そして人生の中で起こる事は決して自分の力で変えられる事ではないのかもしれません。

    そしてこの頃は棚から牡丹餅が降ってくるのを待つ人生でいいかなと。

    どうしよう、こうしよう、そう思って自分が動いた事で波風が起きてしまった過去を改めて思い起こしています。

    舟っこ流しは子供の頃、怖い思いで見ていましたがなぜか今年は川辺で手を合わせて神妙にお見送りがしたいです。

     ●十傳より→私はまだ船っこ流しをみたことがございません。毎年八月十六日でありましたよね。

  3. そうだ、先生はお茶餅とか切り千升とかお好きですか?
    それと朝市で売ってる中身が餡子で外側の白い皮に食紅で色をつけたお餅をご存知ですか?
    里家に出入り禁止になって10年になる私ですが、この三つは盛岡以外では見かけないので懐かしい故郷の銘菓です。

    それとお団子、お餅に擦った胡桃を使うのも盛岡だけかもしれません。
    よそでは見かけませんでしたし、言うと珍しがられました。

    盛岡の夏を満喫して来てくださいね^^

      ●十傳より→その名物のお茶餅は、どうしても得意ではないのであります。すぐアメますしね。

  4. でも…
    先生は、モリオカが大好きですよね。

    いつもモリオカへの深い愛情を感じます。

    ●十傳より→早くモリオカが滅んでほしいくらいにモリオカを一人占めしたいのであります。

  5. 駅場は疲れます。
    命運に「駅場」がありまして、引っ越し回数13回。

    運命に翻弄されるように、転々とするのです。

    今は、命運も変わったようで「ほっ」としております。

    酉宮に太陰、紅鸞、天鉞と入って、邪魔な天空もいる状態です。

    これを見ると、「どう生きるか?」と示唆されているようです。
    違う意味で、忙しくなりそうです。

      ●十傳より→たしかに私メは疲れ果てておりますです。