11.30
エロ本を置かなり珍しい古本屋がありまして、たまにのぞくのでありますが、先日、啄木日記なるものを発見しました。
啄木日記はローマ字で記されているので、はなはだ読みにくいのであります。
それでもしばらく読み進むうちに、目もなれるのでございました。
なんという私生活でありましょう。
売春宿でのお遊びが、ツマビラかに書かれているのでありました。
安心するのであります。
私メはまだまだビギナーであると胸をなでおろすのでございました。
よく恋人や配偶者の携帯メールを盗み見て、別の相手と付き合っていることを発見して怒りまくる人が存在いたしますが、私メはそういう趣味はございませんです。ございませんですが、啄木日記を目にして、
「なるほど」
とうなづけるものがございました。
「他人の私生活をのぞくのは楽しいものである」と。
すこし要所を拡大しましたが、読めますでしょうか。
男とはこういうものだと、すこし理解してくださるかもしれませんですよ。
秋の夜長は読書に最適とか。
けれどこういうエロの暗号みたいな本を読みますと、目が疲れて真っ赤に充血してしまいますです。
啄木の妻は、彼の死後、「焼いてくれ」という遺言に逆らって、この日記を公開したのでありますが、それは愛なのか、はたまた恨みなのか、お女性の心理をおしはかることも、面白ろうございますです。
ルーペをもちいて必死に読みふける私メを、心配そうにロメオが見上げているのでありました。
これは読書なのか、盗み読みなのか分からなくなり、いや、これこそが、いままで気づかなかった読書の基本姿勢なのだろうと思いいたるのでございました。
本は、人間の精神の成長に役立つなどという教員が言いそうな言葉が、可笑しく感じられたりもするのでした。
いつの時代も、こんなものだよなぁ、と安心感はさらにひろがったりもいたします。
こずかたのお城の草に寝ころびて 空に吸わはれし十五のこころ
YUBI や TE だけでなく
IMANIMO YOは 全身 ANAに HAIRITAI
勢いですね SOKO を通ってきたくせに・・・DESU。。
そういえば 中学時代だったか
石川牧水 と言ってしまい HINSYUKU かいました~呆!
●十傳より→小学校のときの友達に、小野育木(おのいくぼく)というのがいて、よくIJIMEてあげたものでありました。
昨晩 私の中に 小人が入ってきた夢を見ました~ 笑!
(わたくしめ、まだタマゴの日はございますですが昨晩は大丈夫です)
自分で言っておきながら そうそう・・と思い出したのです
<Hable con ella> という スペイン映画なのですが
事故で昏睡状態の植物人間になってしまった 美しい女性を看護士が
黙々とお世話をするうちに 小人になって 彼女の中に とうとう
入っていってしまう・・・奇妙な映画がありました
この映画、アカデミー賞始め 各賞を総なめにしていました。
今 美術館には<ゴヤ>が来ています
プラドで数回見てますが 今月見に行くので楽しみ!
当時の宮廷画家の絵画を見て思うのは 子供が5人もいても
この絵の中の大人達って20代なんだよね~ って思いながら。
だってあの頃は 4、50歳なんて 生きてないでしょうしね。。
●十傳より→ゴヤは手を描くか描かないかで値段が違うんでしたかねぇ。手を隠している絵は安くて、両手が描かれている絵は高いとか。
連想ゲームの様に <手> でありますね
今年の初め頃 故 堀田善衛氏の書 ゴヤⅠ新書
を買って 堅い専門書かとおもいきや 結構面白く
読んでましたら 震災後に このゴヤ展の情報が
え?日本に持ってきて大丈夫? おかまいなし?
流石スペインだわ~なんて思いながら
楽しみにしていました!
それにしても <手>の話は そういえばガイドさんが
話してた様な気がしたのを思い出しました もう、
先生って マルチ的に何でもご存知 ほんとに!!
なんと 描く部所に価格がついてた・・とか
単に面倒くさい時は 顔すら描かないなど・・?
ああ、なんて西人らしい って思いました・爆
雨ですし今、続きのⅢ~を読んでおこうと思ってたら
鑑賞後に読んでも 回想デキルという情報も得ました
ブ厚い パンフも早く欲しいです~。。
●十傳より→絵画展のパンフは、あとで手に入りにくいものですゆえ、つい買ってしまいますですね。けれど後悔しない買い物のひとつではありますです。
中1からハタチくらいまで、日記つけてたんです。
初めてのキスやら、あんなことやらこんなこと…
赤裸々に細かい描写で綴ってあって、
嫁ぐ時に処分しましたが、
読み返したときは、懐かしさや感傷より、恥ずかしくて「死ぬ!!」って思いました…。
あたしもローマ字で書けば良かった。
何のために?と言われたら、それは、読み返して恥ずかしくなる前に読むのが面倒になるかな?なんて…
●十傳より→私メは高校3年間ローマ字エロ小説を書いては仲間に見せてました。書くのはもっぱら授業中。見つかっても英語をやっていると思わせるためでありました。
そのエロ小説、読んでみたいです。
というか、先生、官能小説のお話はナイのですか?
先生は色んな才能があるし、小説も、実体験とモウソウ族な想像力を合わせて、絶対イケると思う!
●十傳より→官能は小説ではなく実態のほうが楽しいのであります。
先生が 濡場?の場面しかうpしなかったので、
この前後の啄木がどうしても気になって気になって…
4/10&4/15のローマ字…をnetで覗き読みしてしまいました。
啄木にとってこの18の娘は、
既に殺されていた女だったのでしょう。
そう受けとるのは誤りで、あたしの価値観の押し付けで、
筆者の意図をネジ曲げてしまっているかも…です。
とは言え、男(女)とは、
啄木がこの後に続けた一文で示したとおりの生物だと思います。
男女機会均等法が制定されて早26年? ですが、
「SEXも平等!」などと言っておられるお女性には…。
一度、
『女性のSEXは、生と死の隣り合せ』
という視点にたって考えていただきたいです。
イクゥッ!でしたらイイのですが、
本当にあの世に逝ってしまう女性、多すぎですから。
●十傳より→ちょぅど百年前ほどの日記というのも不思議な気がいたします。百年前に来ていた人は、一人残らず死んでいるわけでありましてね。それでも百年前は苦しんだりしているんですよ。
啄木、人は見かけによりませんね。
先生は、強面ですけれど、本当にあたたかい優しい方と言うことがわたしには感じます。
●十傳より→暑苦しいのでありますです。
先生はご謙遜なさいますけれど、皆さんも本当は、心根のお優しいお方と、感じていらっしゃるのでは?
ブログでは「超辛口」ですけれど、それはそれだけ過去に、筆舌に尽くし難いご苦労があったからだと想像します。長々と失礼いたしました。
●十傳より→そんなに辛口でありますか…。抑えているんですけどね。