2013
05.22

福本銭の発送係の人から「袋がもうありません!」という知らせが届き、「もっと早く言ってくれればいいのに…」と思いつつも、こりゃイケネとばかりに、家内制手工業的な作業を始めたのであります。

紙を切断し、それを折り、最後にハンコを押すのであります。

ひとつとして粗末なモノがあってはいけないと、これでなかなかの神経を要するのであります。

300セットで六時間くらいはかかるのであります。

それにしても、社長の仕事というモノは、ハンコ付きという時代がございましたです。
まさか、かようなことになろうとは予想だにしていなかった社長のお仕事でありました。

普通は、飲み屋から「最近、ちっとも来てくださらないのね」などと電話があり、秘書に聞こえないように「今夜行くから」などとひそひそと約束をするのでございましょう。

いや、私メだとて銀座の店から、誘いのメールくらいは受けるのであります。
しかし、その気になれないというか、飲み屋通いは完全に厭きているのでありました。

高級車とかにも興味を失い、「自転車がいいよ、気軽で」という自堕落さ。
車に1千万円以上もかけるお人の気が知れませぬ。
「よく言うよ、以前は得意になってたじゃないか」
と、心のもう一人の自分がチャカしますが、車は目立たないのがイチバン。カッコイイ車ではラブホにも入れませんですしね。

おもえば昨年から、ずたっと断易やら四柱推命のテキスト作りに没頭し、それがバカに充実して楽しいのでございますです。これは、今後の講義のタメにまだまだ続きそうであります。
受講生の方々に抜かれてはなりませんしね。
「その程度なの…」
と見下される運命だとしてもであります。

加えて、方位学の原稿もあり、私メは原則ライターさんに任せられないタチなので…そうそうセミナーでの手相のテキスト作りもありましたです。

もはや飲み屋で女の子のオッパイ…いやいや、それをちょしてやる時間だけは作らねば、完全に老い切ってから後悔するでありましょう。

来月から福本銭のキャンペーンだったたが始まりますです。
夏至あたりで季節は陰遁へと切り替わるので。

  1. 以前、福本銭をお譲りしていただいた時の
    包み紙は捨ててしまいました。
    先生が自ら作製しているとは思ってもいませんでしたので
    申し訳けない事をしたなと後悔しています。
    これからは大事に保管するようにします。
    私は20代の前半の3~4年程、スナックで働いていた事があります。
    「さつきちゃん さつきちゃん」
    と美人でもない私を目当てに通ってくれたお客さん達。
    ・・・ 有難いことだな ・・・
    と今 しみじみと思うようになりました。
    先生は最近、飲屋は飽きたとの事ですが
    もしかしたら、お目当ての女のコが居なくなってしまったのかな?
    と。

      ●十傳より→もともと酒が入りますとお女性は不要になるタチですが、それがさらに強化されたようでありますです。

  2. こうなると社長業も、めくら判ですかね、その時代が懐かしいですね。

    ●十傳より→判を押す前に、断裁と紙折作業もあるのでございますです。

  3. 最近コメント欄が賑わっていますが、ソレも小野先生の奇門遁甲旅行の影響でしょうか?
    賑わしている1人ではありますが…

    社長業、お疲れ様でございます。更に小野先生の社長業を増やすべく、注文しようかどうかと迷い中です。

    ●十傳より→しばし待たれよ。福本紙幣なるものを来月配賦いたす予定でありますれば。

  4. 今宵は満月、いつもは温厚な? あたしもやや凶暴モード。
    お月さまの所為で、ホントの自分ではありません(笑)。

    頭がいいんだか悪いんだか…
    肝心なお方へのひとことをお忘れではありませんか?
    もしかして抜け作さん?
    単なる抜け作さんであってほしいです。
    そうでなければ、こちらこそよろしくは…社交辞令ででしか言えません。

    ●十傳より→社交辞令ってのはイイものであります。「世の中バカなのよ」でありますし。

    • 「世の中ね顔かお金かなのよ」
      面白いこと考え付く人がいますね。

      ●十傳より→ご機嫌がすこしは健やかになりましたようで、なによりでございました。

  5. 昨日新月だったので、福本銭を交換してみました。
    すると今日、さっそく新しい仕事が舞い込んできました。

    そのクライアントさんとは、今年の冬に仕事をしたきり音沙汰なく。
    ああ、切られたかなーと思っていたのでした。

    ありがとうございます。

      ●十傳より→それはそれは、とても良かったでありましたですね。そういう微妙な仕事のことは、じつに痛いほどよく分かりますです。