05.25
小学校二年生の時のモノらしく、文集のタイトルは「ぼうりょく」。
よくこんな作文を提出し、教員もそれを受理したものでございます。
いまならば大変なことになっていたかもしれませんです。
内容もタイトルに劣らず、過激でございました、だれそれを泣かせたとかのバイオレンスで満ちているのでありました。
コクトーに「恐るべき子供たち」という作品がございまして、「へへぇ」などと映画化されたものを鑑賞した記憶がありましたけれど、なーに、自分の作文だって負けてはおりませぬ。
温故知新とはこのことかもですね。
良き時代だったのかもですが、イジメられている方はたまったものではございませんね。
まだまだ手ぬるいので、ガンガン書かないといけないかもとも思い、元気がつくのでありました。
納屋には、もっと変なモノが隠されているよーな気がいたしますが、刺激が強すぎ、仕事が手につきませぬ。なので今回は、このくらいにして原稿にとりかからないといけませんです。
今回のモリオカは草取りだの来月の法事の手配など、妙に疲れているのでございます。
おっとと、「ぼうりょく」だけをご覧になると、50年後の私メの人格も疑われるのではと、つい弱気になってしまいます。
が、当時は腕力がないとバカにされる時代でして、上級生から呼び出しを食らうことも視野におき、勢力をつけているところを見せて、上級生たちの圧力をはじき返さなければならないのでありました。
では、次の作文をご覧いただき、私メにも自制心があったことを証明したいと存じますです。
運動会の作文であります。
冒頭の「それから見るのでした」は、自分は運動会が嫌いで、とくにダンスが大キライ、そして他の連中の演技を見るのが嫌いだという意味であります。そういうことが前のページにぶつぶつ書かれております。
どーです。
おとなしく他の学年の演技を見ていることがお分かりかとおもいますです。
どーです。自制心もあったのでありますし、現在とて、ちゃーんと備わっておるのでございますから、「三つ子のタマシイ百まで」などと言わず、ご安心くださいまし。
ふー、マズイものを見せてしまったよーな気がいたします。
いずれ削除せねばならぬかも、などとも感じておる次第でございます。
作文、確かにものすごいバイオレンスな内容ですね( ̄O ̄;)
先生、
のび太をいじめるジャイアンのようなガキ大丈夫だったんですね。
お母様はきっと何回か学校に呼び出されていたかも?
それを思ったら
やっぱり親孝行しなくちゃですね〜(≧∇≦)
●十傳より→当時は親が呼び出されるよーなことはほとんどなく、教員がビンタを食らわせるのでありました。弱肉教職であります。
先
生、画も上手いですね。少年たちの洋服の上下の色合いも絶妙です。
●十傳より→タイトルのバックが煙ってのも我ながら面白いです。
昔はケンカやイジメでも、相手が泣いたらヤメルという暗黙のル-ルがあり
そう上、イジメル側は手加減というものを知っていて
イジメられる側には耐え忍ぶ強さがありました。
そう、当時の先生は怖かったですね —- 私達生徒はよく殴られました
でも、先生をキライという生徒はあまりいなかったように思えます。
この絵、小学二年生が描いたにしては上手ですし、表現力も素晴らしいです。
計5名の中で先生はどれでしょう
内容からしますと、おそらく右端の赤い手袋をしている男の子だと思うのですが。
●十傳より→さあて、今となっては知るよすがもございませんです。ただ担任はお女性でありましたし。
最近は某力団も排除条例で減ってきており、今回の文集は貴重ですね。そうだ、某力人ならいいか?
●十傳より→対国家政策としても参考になるよーな気もいたしますです。
もう「ぼうりょく」ていうひらがなのタイトルが
既にシュールだし、暴力の様が淡々と語られる渇いた文体もまた最高!
続きが見たい!でもその後のてるいくんがちと心配…
トラウマになってないかなあ。
先生8歳にしてすでにグループを率いていたんですね。
関係ないけどスティーヴン・セガールに似てらっしゃいますね。
●十傳より→テルイくんは照代美容室の長男ですがね現在、消息不明。十傳ファミリーははじめっからダメなよーでございました。
おっと〜
追記作文を見逃すところでした。
十傳少年に自制心があった証明作文、
確かに拝見しましたよ。
先生の慌てぶりがおもしろい〜(≧∇≦)
あっ失礼いたしました( ̄▽ ̄)
●十傳より→自制心にはやはり抑止力は欠かせないかもでありますね。
絵の如く棒切れ持って暴れてりゃ体外の奴らは従いますわなぁ((笑))
小学生で坊主で角材、中坊で軍艦頭で木刀、高校で金髪でダンビラ。うーむ♪我と重なり申す。でも先生は気付いてイケイケガンガンとはならなかったのでしょう?
でもその後駆け落ちするんでしたか?うーむ。それも漢だ♪
暴力と色恋は愛通じるモノがあるとして、そのころからモテモテが始まったのではないでしょうか?
あー、僕のキャラぢゃぁないない。最近ある方位の効果思いきり出てきたす!ある意味、高慢になりまして、弱者の気持ち全くわからないっつぅか分かろうとしようともしない。我的には楽ちんだから良し。長い者には思いきり巻かれてます。周りの評判く○食らえ!深夜の通販もうやめなさい!
●十傳より→そもそもテレビなど見てはなりませぬ。テレビ局爆破事件など、そろそろ起こっても良い時では、と痛願いたしますです。
いっそのこと、NHKも民法全局も廃局してもいいかと。芸人もどきの連中が大声を出しまくったり、グルメが何たら、もう見るものがありません。
●十傳より→すべて嘘っぱちですしね。朝から嘘のドラマやって視聴率が一位だと得意になるのもねぇ。
昔読んだ、多分、灰谷健次郎の本で
子どもたちの自由すぎる詩集の中に
嫌いな友だちをどうやって殺そうか…っていう詩がいくつかあって、
わたしは山田花子ちゃんがきらいです。
だから、まず、ほうちょうで100回さして、それから、
…とか、そんな感じ。
どんだけ嫌いなんだ!?って笑っちゃう、自由で、気持ちいい詩ばかりで、スッキリします。
今なら間違いなく病院に連行ですね。
その詩集、他にも、
お父さんのおちんちんはくさったももみたい
とか、
お父さんのひげはあごに生えるけど、お母さんのひげはわきのしたに生えるのかな?
などなど、
秀逸な作品ばかりでした。
それにしても先生、
子どもの頃から全然変わらないですね(笑)
●十傳より→やっぱ変わってませんですか…。