2015
12.21

今年も、自作のキリスト誕生の馬小屋を飾りました。

オノ家は、家訓がございまして、「他宗教をなかに入れるな!」が、その一つであります。

とは言いながら、毎年、ツリーを飾っていたものであります。
キリスト教は遠すぎて、心に入る余地がないと祖父はタカをくくっていたのでありましょう。

日蓮宗とか新興宗教には絶えず用心しておりましたが。

ところが、今年の一月に死んだ伯母が、若い頃に、こともアローか、耶蘇教を信じ出したのであります。そして藤沢の修道院に家出したのでありました。

当時、オノ家では二階の一室に大学生を住まわせておりまして、その学生と伯母が恋仲になったのでありました。祖父も祖母も大反対。「まだ一番上の姉が嫁いでもいないのに」が理由でありました。

伯母が修道院に家出した理由は、そういう親に対する反発でありましたろう。

可笑しいのは、修道院側で「あなたはキリスト教に向いていません」と追い返したことでありました。

幼いころ、クリスマスが近づくと、黒石野にあった修道院に伯母が連れて行ってくれたこと。
修道女たちから発せられる、女臭さに辟易とした記憶がございます。

今年もイブが近づき、お女性たちは老いも若きも、ソワソワとしていますですよ。嬉しいようでいて、自分が孤独であることを自覚するのを恐れているのでありましょう。

申し遅れましたけれど、私メはイブの夜は犬と過ごしますので、悪しからず。

11 comments

▼コメントする
  1. 来年はモラル崩壊… カバラではイエソド(基礎)、9の数ですね?唯一同祖といわれるユダヤ人の智恵だけです信じられるのは。黄金にでもすがります?銀座に金のバニーガール像も出来たことですし?

    ●十傳より→2017年が1。その前の年でありますから、別世界へ旅立つ準備をしてくださいまし。

  2. 十傳先生

    不躾な質問をお許しください。
    先日、自家用車の中でミイラ化したカエルを見つけてしまいました。

    びっくりしてくずかごに入れたのですが、
    心もとなくて取り出して綿に包んであります。

    ミイラ化したカエルの扱いを教えて頂けませんか?

    ●十傳より→捨てなくて賢明でありました。それはお守りとなるでありましょう。私メが、金の漆を塗ってご覧にいれますです。

  3. ありがとうございます。

    大切に保護して、
    来年2月に十傳先生にお渡し致します。

    ●十傳より→完璧に仕上てみせますです。

  4. そうですね。次元の高いところに行きたいです。

    ●十傳より→低次元から手を振っておりますです。

  5. 2016年がバカの年なら2015/12/22PM3h0北東の丁庚は実行しても無駄ですか?

    ●十傳より→生まれつき丁奇に見放されたお方もおいでのよーですね。

  6. これも先生がお作りになったのですか、先生は面白く不思議な方です
    伯母様、辛かったのでしょうね
    その大学生と一緒になって幸せになったかどうかは別として
    恋人との中を引き裂かれた傷はどれ程のものだったでしょう
    でも、修道院から追い出されたというのが
    「ああ、やっぱり先生の伯母様なんだな」と なんとなく納得しました。
    明後日がイブなのですね
    先生はワンちゃん達と過ごされるですか ・・・ なんとなく嬉しく感じてしまう
    自分が思っている以上に悪い人間(女)なのかな

    ●十傳より→ワルイ女は、佳い女。これを言わせたかったのでありますね。

  7. 馬小屋の飾りを見て思い出しました。私の出たキリスト教プロテスタント系の幼稚園では
    毎年この時期に園児にキリスト誕生の芝居をさせるのであります。舞台のセットがちょうど、この飾りを拡大させたような馬小屋のセットでした。何十年も前になりますが、、、
    私はイエス・キリストの父、大工のヨセフの役をやらされました。(笑)失礼しました。

    ●十傳より→ヨセフは神に妻を寝取られ、嫉妬に悩むのでございます。神はまず羊飼いにキリストの誕生を告げたとか。聖書は味わいぶかい書物であります。眠くなりますですが。

  8. はちがつじゅうごにちは、せいぼまりあのめいにちですしってましたか

    ●十傳より→ヴィヴァルディの名曲のひとつでにもありますですね。

  9. のんべんだらりと生きる屍のようにタダ生きていた時代、カエルのミイラが愛車にいました。彼女が、なんか車がスルメ臭い!と言うので探したら発見。川に帰しました。
    思いかえせば、それから徐々に車が傷み始め、彼女ともギクシャクし始め、後味悪い別れかたをしました。
    あのカエルを大事にしとけば良かったのかなぁ?それとも発狂してる自分に問題があるのかなぁ?もう少し変わっていたかも?しかし、いまは生きている価値も見出せて生きている実感もある。あのカエルの経緯は必要だったのでしょう。と思うことにします。
    クリスマスかぁ。世の中のお金回すのには必要なんでしょうね〜。いらないと思うけど。

    ●十傳より→クリスマス狂いの騒乱の街中を、一人でブラつくのは心落ち着くものでありますですよ。

  10. イブの日に先生から『しあわせカード』が贈られてきました。粋なプレゼントをありがとうございます。
    また、がんばれそうな気がしてきました。がんはるといえば、私の彼女のデリケートな突起にホクロが一つのございます。当然、Yの部分であります。
    様々な結果から彼女はアゲマンであると確信しているのですが。一目でアゲかサゲかを判断する方法はあるように聞いておますが、未だその境地にありません。
    ともあれ。世間のイブをよそに人生を噛みしめるのも男かとおもいます。
    先生、メリークスマス!

    ●十傳より→あまり触れすぎると肥大になり、手におえぬよーになりますぜ。merryclitoris!

  11. 先生 今晩はさちこです。
    お世話になっております、しあわせカードとウンチ有難うございます。早速、お財布に入れました。嬉しすぎてなんと感謝のお言葉をお伝えしたらよいのでしょう。
    大切に致します、しあわせです。

    ●十傳より→もっとさちにしてあげますですよ。