2013
05.20

肉食とは、本来こういうものかもしれませぬ。
これで250円。
反射的に購入いたしましたが、俎板で存在感を示したのであります。

魚などはお頭つきでも別に動揺いたしませんが、いやいやビビッたのではなく、俎板に慣れない風景という意味でございますです。

昔の武将は首の代わりに耳を取って褒美をもらったという文献もございますです。
「わたし、耳をくすぐられると弱いの」
なんてつまらぬことを得意になって語ったお女性がおりましたが、弱いどころではございませぬ。
痛いでありますです。

切ろうとしても皮が滑って、なかなか包丁が効きませぬ。

どのような料理にするかも分からぬまま、まずは食えるほどの柔らかくなるまで煮ることにいたしました。

圧力釜で15分。

砂糖と醤油を入れるだけにいたしました。
コラーゲンたっぷりのようでございますです。
もはや原型をとどめず、食い物にしか見えなくなったのであります。

そして美味そうな匂い。
オブスちゃんが、いつしかイイお女性に化身したようでございますです。

適当に出来上がりであります。

コリッという食感。

しかし三つもは食べられませぬ。
底しれぬパワーがみなぎってきたのでありますです。

開運にもつながることを実感したのでござます。よし、十傳セミナーにも出しても面白いのではなかろうかと思ったのでござます。

ワインと良く合うのでございますです。
グラスにギットリと唇のあとが付着しそうでございますけどね。

最後に、いだだいたお豆を齧るのでございました。丹波笹山のヤツ。

これも実に美味でござますです。

2013
05.19

いま、梅雨の花は蕾のまま季節の到来を待っているのでありました。

お女性でいえば何歳頃なのでありましょう。
濁情にテビューする前のお年頃。
カラダ付きもヒロッとし体育着のジャージでヘルメットをかぶり自転車にのっているような夢の世代でありましょうか。

蕾のうちにキレイに色づくことはけっして安全ではないことを、花もまたご存知のようです。
若すぎる恋をして高校を中退し結婚したお女性のどれほどが結婚生活を維持しているかしりませぬ。

けれど、だいたいは破綻し、花の咲く頃には、なんとなく薄汚れた感じになるのであります。
薄汚れても、それはそれで魅力はございますが、一生に一度はきらびやかな花弁を匂わせる期間があってほしいものでございます。

そして花の役目を終えた梅は、こうして保護色となって実を守っているのであります。

四柱推命で見ると、お女性には二種類ございまして、売春のできるタイプとそうでないタイプに分かれるのでございます。

百万円積まれてもなびかないお女性がいる一方で、すべてをお金に換算するお女性も存在いたしますです。

「まさか」という可憐なお女性が売春タイプという命もございます。
そして、それはまずハズれることはないのも事実であります。
売るのはダメで売らないのは正しいとは四柱推命は語ってはおりません。

自分を守るのか売るのか。自分を守るために売るケースもございましょう。
「買う男がいるから売るのだ」
と力説されても、私メのようなケチな男もございまして、
「買うのはお前の方だ」
とスルーする場合も少なくございませぬ。

ややしおれた花に水やりをするように、盛りをすぎたお女性も花には違いありませんから、それはそれなりに味わい深いものでございますです。

「よく勃起できますね」
なんて皮肉を言わないでくださいまし。
の私メは花のさきより、あとの熟した花に、薫り寄せられる男かもしれませんです。

2013
05.18

昼寝がなんとも持ちのイイ季節であります。
本を読んでいるうちに、いつしかまどろみ、夢のへ世界に。

夢はいつから見るのか。
ふと疑問に思えたのであります。

電車などで、うたた寝をしていても夢を見るモノであります。
現実と夢がダブることもありますです。
ぼんやりしていますと、寝ていないのに空想なのか夢なのか、奇妙な世界に入り込むこともございますですよね。

レム睡眠とかノンレム睡眠などと小難しい研究がされていたことがごさいましたが、最近はそのような研究をしていることはトンと耳にいたしませんです。

ダリのタロットを眺めつつ、いや、ダリという画家も夢の世界を重視したとか言われているからでありますが、夢については謎が多いのであります。

もしかすると、と、私メは考えるのであります。
夢は寝ている時だけでなく、四六時中みているのではあるまいか、と。
現実的なことによって夢が見えていないだけで、現実的なことから解放されると、見えていなかった夢があらわれるのではないか、と。

星々が、昼間は太陽という光によって目には見えないけれど、太陽が沈むと同時にまたたいて見えるように、夢もじつは起きていても、そこにあるのかもしれませんです。

夢でないと逢えないお女性がおるのでございます。
そのお女性は数年に一度、夢に現れてきて、「どこに行っていたの?」なんて聞いてくるのでございます。
「前に逢ってから何年たつかな」
という会話もするのであります。
そして、そこが街の中だろうがどこだろうが、「もうどーなってもイイよね」とおセックスをおっぱじめるのでございます。
魂がとけるような恍惚とした気持ちなのであります。

どなたにも似たような夢の体験があるはずであります。

白日夢とは意味がことなるのでありましょうが、自在に夢を見られたら楽しかろうと思うのでありますです。

いちど心理学教室で、そのような実験をしたことがございますが、夢の研究の前進を期待してやみませんです。

「へんな研究して、夢で待ち伏せしないでよ」
と彼女に言われたくはありませんけど。