2021
01.28

東京では雪が降りましたが、植物が青々しはじめ、春の近さを感じるのであります。

「春は嫌いだ」
どんなに否定しても、毎年春は巡り、その次に夏がやってくるのであります。

五輪も、現実的には不可能なのに、ゴリゴリと開催に向かっているとか力説する政治家がいたりして、
「失敗は目に見えてますぜ」
誘致の段階から祟られ感があったことは、どなたにも強く記憶に刻まれていることでございましょう。

「勝手にしろ…!」
私メは郷里にもどり、門扉を固く閉ざすことにしておりますです。

かならず悪い事が起きるはずでありますから。

みんなが、
「ちがう、ちがう、ぜったいに違う」
反射的に嫌悪して否定することでありますが、
「麻原の祟りでは」
この空想も面白いのでございます。

まぁ、いずれにせよ、暗い春は、そこまでやってきていることは間違いございません。

でも、マイナスに受け止めても楽しくございません。
私メは、いま六壬神課の720通りの課式の表の作成を進めております。
拙著「十二天祥星占い」にも課式が載っていますが、十二支をふっていないのであります。
もういちど完璧な表作りをすることにしたのでした。

丙寅 一局 伏吟課

初伝 天空 兄弟 巳
中伝 玄武 妻財 申
末伝 六合 父母 寅

四課     三課     二課    一課
六合 父母  六合 父母  天空 兄弟 天空 兄弟
寅寅     寅寅     巳巳    巳丙

上記の課式で占うのが、六壬神課という占い。
断易の解釈にもしても役立つのでございます。

もう、世間のバカバカしさに背を向け、自分の仕事に没頭するしかございません。

もちろん、六壬の講義も、課式が出来たなら実施するつもりであります。

10 comments

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  1. 六壬神課も興味深いですね。
    何を詠み、判断できるのでしょうか。
    東洋占術は個人的なことから国家的なものまで、幅広い内容で圧倒されます

      ●十傳より→いろいろな事象について占えますが、占う時間帯がポイントとなる占術であります。

  2. 古代中華の占いはそれぞれが密接に関係しているので、手を拡げやすいですね。
    古代中華の占いをすべて習得できるかは別として。
    また、暦などの時間軸が重要となっているので、間違わないようにいろいろ注意しなければなりませんね。
    逆に無人島などの知らない地で時間がわからなければ、お手上げ状態に陥りますね。
    そのようなときは、どのように対処するのでしょうか。
    昔の人みたく、自分で天地とにらめっこして、作暦などの作業から始めるのでしょうか。
    そう考えると、暦や時間は大事ですね。

      ●十傳より→分かりませんです。

    • 何か申し訳ございません。
      単に、時間は重要だなぁ、昔の人はすごいなぁ。と言うことを伝えたかったのですが、回りくどくてすみませんでした。

        ●十傳より→すべて時が支配しておりますね。命も恋もすべて。

  3. 六壬神課と断易はどう違うのですか?

    ●十傳より→断易は、出た卦で判断いたします。六壬は、その時の定まった課式で判断いたします。六壬は、たととえば恋愛を例に挙げると、最初の出会い、恋愛中、恋愛の結末が分かるのであります。それを初伝、中伝、末伝で読み解きますです。

  4. 他の方へのコメントにあるように、六壬神課は占った時間帯で決まるということなのですね。
    断易とどう使い分けるのですか?

      ●十傳より→イベントなどの場合は六壬が便利であります。

    • ありがとうございます。占いたい内容によって、ということでしょうか。
      断易も六壬神課も学べたら、占いの幅や解釈が広がりそうですね。

        ●十傳より→です。

  5. 六壬の講座、ワクワクします。

    ●十傳より→鑑定の幅が広がるし、六壬はなかなか興味深い占いであります。

  6. 非常にワクワクします。
    断易と六壬神課の両方を習得すると、より精度が高まるのではないかと、感じています。
    共通項も多いとのお話ですので。

      ●十傳より→六壬は宿命っぽいところがイイです。

  7. 要約すると、以下のようなことでしょうか。
    六壬;過去現在未来の事象を占いたい時間での神課を出す。
    そして、占うことで全体把握を行い、対処を図る。
    断易;占術する瞬間の刻によって出た卦で、占いたい状況の対処法を占う。

    下手すると断易と六壬とで逆の結果が出てしまいそうですね。ただ、逆の結果が出たとしても全体的か、全体の一部的かの違いで、問題ないと言うことで良いでしょうか。

    ●十傳より→受講してみれば分かりますです。

    • 整理してイメージすると、六壬が長い歴史で、断易が一時代のちょっとした出来事、ということでしょうか。

        ●十傳より→さーてどーでしょーか。