2018
10.23

しやわせとは、こーいうことなのだと思うのでありました。

冷蔵庫に缶チューハイなどがぎっしりと並び、コンビーフもスペアがございます。

数日は持ちこたえられます。
あとは直下型地震を待つのみ。
人々の泣きつかれて彷徨う姿を肴にして飲む缶チューハイは無上の美味さがあるはずであります。

冷蔵庫に食い物のストックが一杯であるのと同様、クルマのガソリンが満タンであることも限りない幸福感を覚える一つであります。

人から愛されるとか、そんなバカバカしい危険な雰囲気よりも、何倍ものしやわせかしれませんです。

事務所で冷蔵庫の扉を開けて飲食物を補充するヨロコビ、ガソリンスタンドで係員にお金を渡しウインドーを閉め、メーターに目を移すと燃料タンクが満タンのfullを指しているシヤワセ。

あまりにシヤワセ過ぎて朝鮮人や中国人を殺してやりたくなるほど静かなトキメキを抑えるのに苦労いたします。いえいえけっして差別ではございませぬ。ボクシングの村田が外人に無様に叩きのめされるのをみて「よーし、よし」と喝さいに喜んでいたのでありますから。

満タンのクルマで走っていますと、カップルの車がバカに見えたりいたします。が、燃料が少なくなると、人恋しくもなるのであります。
冷蔵庫に缶チューハイがたくさん並んでいる時は「誰も来るな!」と人嫌いになりますが、本数がまばらになると、やはり心が弱気になり優しさとかいう症状が出てしまうので不思議でございます。

しやわせは立ったまま笑っているのでありましょーか。

2018
10.21

深夜に目覚め、そこから空腹を感じ、
「朝は何を食おうか…」
と、うつらうつら起きているよーな寝ているよーな時間を過ごしましたです。

そして、
「納豆しかない!」
温めるだけのご飯もあり、そして納豆も冷蔵庫にあるのでした。

何時間も空腹に耐えただけあって、納豆のねばねばも濃い唾液によって抵抗もなく胃へと降りていくのでありました。

しかし、これだけでは…。
「足りぬ、これだけでは講義の終わる16時まではもたぬ」
というわけで、ふたたびキッチンへ。

さーてと、冷凍庫にあるものを工夫すれば。

餡掛けの卵うどん、しょうが入りが瞬く間に完成し、
「あぢぢ」
舌を火傷させながら、うめうめとばかりにかっ込むのでありました。

ベーコンの目玉焼きも作ったのでありました。

すると、とたんに睡魔が襲ってまいります。

「食いすぎたか…」

充実した朝食を食うのはイイものであります。

あとは藻屑現象を待つだけ。

そーしてブビビをすませて、外の空気を吸いにドアを開けましたら、
「おはよーございま」

受講生のお方がお待ちでありました。

2018
10.19

カクホ叔父の死を占した卦が、コレでございます。

用神を上爻の子父母にするか、二爻の亥父母にするか。
上爻であれば。もうお陀仏だし、いずれにしたところで、元神の申酉は空亡。

五爻の戌才の忌神は暗動して父母を剋すし、初爻も合化し、やはり父母を剋しているのでございます。

ではいつ死ぬか。
これは翌日の巳日となりますです。
上爻の子父母にとっては絶の日。
二爻の父母にとっては日破の日。

やはり翌日の巳の日に亡くなり、聞くところによると12時30分に永眠。

身内の死というものは、奇妙な偶然が起こることも面白いのであります。
実父が死ぬときは、弟も妹も、そして私メもおびただしい下痢がつづきました。
カクホ叔父が死ぬ一週間は、バカに疲れを感じ、夜の電話鑑定が終わると、ヘトヘトになり、ベッドに倒れこむような疲労感でございました。
「苦しんでいるよーだな」
遠いモリオカの病院の一室で、点滴を受けているだろうカクホ叔父と無言の霊の交信を試みたりもいたしました。

すると遠い昔に、亡き祖母の声が、脳内に響いてくるのでありました。
「おめには苦労をがげることになるっぺぞ」
祖母は縁側で梅干しにする梅を乾かす作業をしながら、
「バガばかり生んでしまったおんや~」

が、いまになって振り返りますと、亡父をふくめて祖母の生んだ8人の子供たちは、私メにとって、限りない財産となっておるのでございます。一人一人が、それぞれに不幸のエッセンスを持っていまして、
「発狂した夫をもって叔母の生年月日は…」
などと講義すると、自分自身の中で占いに対する確固たる確信と自信がわきだし、昼飯を食うのも忘れて、唾を吐きながら話に夢中になったりするのであります。

さぁ、今週末も十傳スクール。

断易が的中したことで、さらにパワーがUPいたしましたです。
一族の長でありますが、
「叔父キの本葬には出られない」
と老母に日曜日の葬儀に代わりに出てもらうことにいたしました。

「ひぇー、和尚さんの隣に座るのっかぁ…!」
恥ずかくないお悔やみをすること、と釘を刺したのでありました。