2024
04.06
04.06
あのとき、焼肉屋の窓から神田川沿いに咲く桜を、出版の人たちと眺めたのはいつのことだっけ。
とか、
三軒茶屋から東北沢にぬける暗渠の道を桜を眺めながら歩いてから何年たつのか。
とか、
郷里の池のほとりの桜の木の下でしたたかに酔ってしまったのは17歳の春だったのか。
など、桜を眺めつつ、過去ばかりを思い出してしまうのであります。けっして来年の桜の季節は…などと未来へは心はとびません。
父が死んでから20年ほど経ちますが、通夜から本葬まで11日間かかりまして、その間に、桜が開花し、満開となって散っていきました。
今年は、こうして車窓から桜見物であります。
キレイだとかそんな気持ちにならず、無表情でぼんやりと眺めております。
老体になり果てて、桜さくらと騒ぐのもどーかしていますしね。
11日…。
通夜は1人で私が寝ながら番して、次の日葬式やって姉は速攻で帰ったうちの簡素な式とは大違いですね。
●十傳より→田舎のことでもありますし。
昨晩は帰宅途中の公園で、缶酎ハイ片手に一人で夜桜を眺めました。
その方が気楽でほっとします。
●十傳より→それはオヒャレであります。
昨日、帰京いたしました。
乗るはずだった急行に
バスの遅滞で間に合わず、
各駅停車に乗りました。
しかし車窓から見えるゴージャスな桜
●十傳より→散りゆく桜より刹那かもですね。
諸行無常…
●十傳より→まさしく…。