2015
10.09

東京駅丸の内南口の券売機のほんの1メートルとのころに、このようなマークがございます。

人々は、これが何のマークなのか知っているお方は稀かもしれませぬ。
これは、1921年11月4日に原敬が刺殺されたことを忘れぬためのものなのであります。
モリオカ市出身の総理大臣というだけですから、同じ、モリオカ出つながりしかございませんけれど、以前から、なんとなく気になっていた場所だったのであります。
薩長政治中心の時代に、賊軍出身の男がどーやって出世したかは分かりませぬが、一時は南部藩時代に青森県の斗南に流された経緯も持つ男でありました。

「うまくやりやがったな」と言われたりもいたしますが、ピンチをチャンスに変えた代表カモしれませんです。

さよう、チャンスはピンチのなかでしか生まれないと、私メも確信している一人でございます。
運をどーやって呼び込むか。それは様々な方法がございます。
しかし、ピンチに陥らなければ、可能性は見えてはきませぬ。

私メのところにも深夜に電話があり、「死にたいんですけど、どーしたら上手く苦しまずにあの世にいけるでしょうか?」という意味の相談がございます。
カウンセラーなどは死を止めるいくつかのセリフがございます。
ファイルを広げ、それが青少年なら「悲しむ人がいるよ」とか「死ぬきて頑張りなさい」などがソレであります。
しかし、私メは自殺をそれほど否定してはおりませぬ。

が、死ぬのはイイが、まだ大金持ちになったこともなく死んでしまうのも悔しいではないかと思ったりするのであります。お金持ちになり、そしてお金持ちなったことが原因でピンチに立たされ、自殺するなら大いに奨励いたしますが、貧乏生活しか経験せず、飛行機のファーストくらいにも乗らずに死んでしまうのは、なんだかやるせませぬ。

であれば、まずは自殺する前に大金持ちになってはいかがでありましょう。

あるいは70歳あたりの老婆が恋を恥じることもまた、自制し過ぎかもであります。お女性の性欲は灰になるまでとされておりますです。
易経いわく、「枯れたる楊に華を生ず。老婦、士夫を得たり。咎めなし。誉れもなし」とございます。
士夫とは未婚の青年を申しますです。
「九十にして淫心止むことなし」とも古書に記されております。

ただ健康は大切であります。
お金持ちになるのも健康が基本。
淫心を満たすのも若い男をギャフンといわせる体力が要でございますれば。