2020
06.17
ひところ流行っていたМD。
このプレイヤーが姿を消しております。まるでМDそのものが存在しなかったよーに。
古いレコードやテープをCDにダビングする装置はあっても、МDは完全に忘却されているのであります。
もっともCD自体も、新しいクルマでは再生できない車種が増えていて、もっぱらスマホからが主流になりつつあるよーであります。
それにしてもМD、であります。
おもえば似たようなことが多くございます。忘れてしまっていたタレントや音楽。付き合っていたお女性の名前…いや、その存在すら記憶から消去されていることがございますです。
と、考えると、大切な何かを、もしかすると忘れてしまっているのではないかと頭を傾げてしまうのであります。
たとえば旅行中のエピソードなどは忘れていることが多いのであります。私メは克明にメモしておりまして、たとえば、
「モンレアーレの昼食はトッテリアなのだった。不味くはないが悪女の深情けのごとく、大量の料理なのである。アランチーニあとに噛んでも噛み切れぬオババ牛のフライが出てきて、その後に甘いケーキ。が、最初にタクアン臭くて飲めなかったワインが時間がたつと美味しくなっていた。二杯(ハウスワイン)飲むのだった」
メモしていなかったら完全に忘れるエピソードなのであります。
そう考えると一週間の朝中夕食のメニューを言えといわれても困るのであります。
先日、「心の旅路」という古い映画を観ましたが、記憶喪失のお話で、
「まさか、バカバカしい…」
結局は最後の感想が、コレでありました。
しかし、じつは日々、大量の記憶を振り捨てながら生きているのかもしれません。
呪術は占いの、ひとつの分野であります。
呪術と奇門遁甲が結びついた形跡は明らか。
いわれのない迫害を受けた時、しかし、じつは過去の出来事を呪っている相手が、
「復讐という名のスープは冷えたころが、いちばん美味しい」
と仕掛けているやもしれません。
過去を忘れ、しやわせを満喫する家庭に、しのびよる仕掛けられた呪術。
呪術の依頼を受けて、ふと思った次第であります。
МDはもう聞けないのだろうか…と。
Category:
占いのお話 /
Tags: no tag /
2020
06.16
手相セミナーEを、本格的に募集いたしますです。
すでに先行予約をされている方もございますが。
7月25日(土)26日(日)の両日とも、
11時から14時までの3時間ずつであります。
費用は、12,000円+消費税の13,200円。
内容は、恋愛と結婚であります。
つまり
・結婚線
・金星帯
・影響線
を中心にした講義なのであります。
「占いを少々…」
などと自己紹介すると、相手は決まって手を出しますです。「手相を」というように。
なかでも恋愛運や結婚運に興味を示すわけでして、手相に於いて、恋愛や結婚を知ることは、もう必須なのであります。
「わたしの手相は金運をみますが、恋愛運は見ないのです」
なんて台詞は言い訳にもなりませんです。
「手相は見ないのである」
と威張っても、
「なーんだ、インチキか」
あざ笑われるだけでありましょう。
四柱推命、奇門遁甲、断易に通じて。そして手相を鑑定の導入に使う手もございますです。
そしてまた、次に手相のセミナーを開催しても、同じ内容で、費用はちと高く設定することになりますです。
この手相セミナーの内容は、フランスの「手相の教科書THE STUDY OF PALMISTRY FOR PROFESSIONAL PURPOSES」University of Franceをアシスタントが荒訳し、私メがまとめたモノであります。中身の解釈の解説も私メ。なので著書としております。
このチャンスをお見逃しなく。
お申し込みは「お問い合わせ」からお願いいたしますです。
締め切りは7月5日(日)まで。
今月の6月27日、28日の手相セミナーDを受けてからでも間に合いますので。
■それから奇門遁甲カレンダー2020年下半期は、6月30日まで受け付けますです。でも23日からモリオカに行きます関係上、これ以後だとお届けが少し遅れるかもです。
Category:
十傳スクール /
Tags: no tag /
2020
06.15
ふたたび紫陽花の季節が巡ってきましたですね。
元旦にゴーンさんに逃げられてから、疫病が蔓延し、気づいたら、もうこの季節なのであります。
国家から10万円も頂けるとは。
横浜の客船から端を発し、いろいろな横文字も出ました。
パンデミック、クラスター、オーバーシュート、ロックダウン、ソーシャルディスタンス、東京アラート…。
何がなんだか分からなくなっています。
そして、新しい生活様式(これだけは古臭い日本語であります)
貧乏になった方々も、反対に業績を上げた方々もおられる。
東日本大地震の時は、被災地に関係する連中を低賃金で働かせ、五輪の施設づくりに役立たのでしたが。その五輪も滅亡。
いまは、次の災害は何だろーと、耳をそばだてている雰囲気であります。
大地震か、噴火か、昆虫か、はたまた戦争かと。
しかし時代は、人々の予想をはるかに裏切り、意表をついた事象によって変化いたしますです。
が、つまるところ対岸の火事であれば、世界がどーなろうと知ったことではなく、黒んぼさんが暴動を起こそうが、
「おお、面白そーだ、やれやれ!」
だの、解説者気取りで、
「裏で先導しているのはチャイナだろう、でないとコロナの責任賠償を請求されるからな」
とか、移りゆく紫陽花の花の色の変化を鑑賞している気分なのであります。
こーいうときに気をつけたいのは、
「あの時のアイディアは」
「あの時の人脈は」
と、過去の切り捨てた思考や、人間関係が、意識に浮上することであります。
これは不運時の特徴でございます。
切り捨てた過去の遺物を振り返ってはなりません。
「新しい生活様式」が、気取った横文字になるまで、まだまだ油断は出来ないのであります。
Category:
十傳の日記 /
Tags: no tag /