2020
06.23

早朝の新幹線でモリオカへ。

車内でソックスを脱いで裸足になるのは、私メの幼少のころからの習性であります。脱いだまま置き忘れて親に叱られたことも何度か。

モリオカ駅から老母の仮住まいのアパートへ行き、そこで、やはりソックスを置き忘れたのでありました。

さわやかな風が南東から北西へ吹きわたり、高めの気温のわりには過ごしやすいのでございました。

別宅で荷をひろげ、PCをセットしたり、着替えをタンスに整理し、建築業者のお方と、室内のクロスをどーするかを打ち合わせたりするうちに、激しい眠気に襲われたのは、郷里だという油断と、いやいや、やはり心地よい風のせいかもしれません。

庭は、雑花に覆われているのでした。
ドクダミとか種々の雑花が、ここぞとばかりに勢力をまし、廃園とみまごうばかり。

「明日から草取りだな…」

大工さんが働いているかげで、腰をかがめて草むしりをすることになりそーでございます。

「たしか大伯母の命日だったな、今日は…」
ふいに、そんなことを思い出すのも郷里という土地のせいでしょうか。

いえいえ、わかっております。
蘭丸には、もう会ってきましたですから。
すこし威張っておりました。

また一週間ほどのモリオカ生活がスタートしたのでありました。