2020
06.25
06.25
疫病前からはじまったおうちの建築は、やっと足場が外され、オショスイ全貌を現したのであります。
なんだか威張っている感じなのでございます。
「じゃじゃじゃじゃ…」
とはモリオカの感嘆語でございます。
オショシイときも大変なときも嬉しいときも
「じゃじゃじゃじゃ…」
と照れがはいった言葉で濁すのでございます。
子供たちが、
「悪魔の館だ」
声を揃えて行きかったりいたしましたです。
老母が竹ぼうきで庭を掃き清めている姿を見て、
「あそこのさ、お婆さんさ、竹の箒にまたがって、空を飛んでらっけよ」
の噂が流れるのは時間の問題でありましょう。
内装は、コレからでありまして、さて、どういうクロスに決めるかについては、業者さんとのこれからのやり取りであります。
じっさい無駄な作りでありまして、とても贅沢でありますが、私メの好みを通しましたです。それは、とにかく廊下をふんだんに取り入れること。
回廊というものに惹かれておりまして、
「ふつうは廊下は無駄なので…」
のご提案をねじ伏せ、
「いや廊下です」
押し通しましたです。
ただ、もう一つの贅沢である、
「階段を三か所に」
は、
「わがねでがす」
却下され、業者さんの提案を受け入れた次第。
完成までまだ一か月以上も要するとのことでございました。
家相からは、やはり65点でしょーか。
家作りの難しさを実感いたしましたです。
足場をはずす音がやかましかったので、荒れた庭にでまして草刈りをしていたのでありました。