2023
05.25

今月の29日に、画像の本が書店に並ぶそーであります。

画像は奥付であります。
すでに私メの手元には、献本が届いているのでございます。

数々の秘伝が収められております。
それ以上に、吉格の副作用ともいえる、吉方位だからと言ってむやみに信用することは危険だということが記されているのは白眉でございましょー。
とくに日本人は、何事も頭から信用するオメデタイところを多分に有しております。

時代は、もはやいい加減な占い本は、かえって毒だと告げております。

今回の本は、じつは十傳スクールの第一期生のお方の力をかなり借りておりますです。
とても感謝している次第でございます。

先月などは片目の視力を失っておりまして、メールを打つことも苦痛な状態でしたから。

むろん、この一冊に奇門遁甲のすべてを語りつくすことはできません。
が、奇門遁甲を理解する強力な突破口となることは間違いありますまい。

まずは発売までお待ちくださいまし。

2023
05.24

一か月足らずのうちにモリオカの実家は雑草がはびこっていたのであります。
夏草との戦いのスタートであります。

東京新宿の大久保に住んでいた頃、そこはヤクザとホステスさんの町でした。
ヤクザが情婦の頬を打つ音と、その情婦が逆ギレしてガ鳴る声。あとは四方からは男女の快楽のひっ迫した息づかいが満ちているのでした。

数年後、その懐かしい町を訪れた時の衝撃は忘れられません。
チョーセン人の町と化していたのですから。
彼らへの激しい殺意は、その頃から芽生えておるのであります。

しかし、その後、仕事上で協力して仲良くやっていかねばなりませんでしたが、やはりお金の取り分で、約束を忘れて文句を言いだすのは、チョーセン人と決まっておりました。携帯の占いサイトでは彼らに助けられ、彼らに裏切られたのでありました。

仕事上、裏切りは当然に発生しうる、この夏草の如しでございますし、またジプシー一派から裏切りに対する免疫は出来ておりましたから、その点は上手く切り抜けられたのですが、大久保の変貌には、
「田園将に荒れなんとす」
茫然としたものでございました。

茫々とはびこる雑草を前に、どこから手につけるか考えあぐねるのでした。
すると、誰かの言葉、「あのさぁ、雑草という植物はないんだよね」と知ったかぶりのインテリの声が聞こえてきました。

うるせぇ、日本ザル!
雑草は雑草で良いのだ!

さぁ、鎌を片手に、これからチョーセン征伐でございます。

2023
05.23

見た瞬間に殺意を覚える相手がいるものであります。
雑誌の悩み相談室などでは、
「まず人間として向き合い、それからイデオロギーの違いで敵対することが普通であり、会った瞬間に気に食わないというのは、悲しいことですよ」
などと書いた記憶がございます。
真っ赤な嘘であります。

モリオカへと向かう新幹線の、私メの隣に、コヤツが乗り込んできやがったのであります。
瞬時に、「嫌なヤツ!」と拒否反応が働きましたです。
理由などございません。本能が叫んでいたのであります。
プチッ、プチッと脳の毛細血管が切れ、胃袋にドバッと出血した怒りが込み上がったのですから仕方ございません。
ソイツはリックの中身をしきりに探ったり、ごそごそと神経に触る動作をしておりました。
この時点では、皆様は、私メの方が異常であり、キャツには何ら落ち度がないと思うに違いございません。

が、この画像をご覧くださいまし。

ソックスを脱ぎ内またの足を合わせているのであります。
ばかりかベルトからシャツをたくし上げ、リラックスモード。
ほのかな青くさい体臭。

こういう男は妻を剋するタイプであります。
料理に対する小言から、ビールが冷えていないとキンキン声でわめきたて、メイクにまで口を出し、妻が熱を出しても平気でPCを開き、セックスの下手さを、相手のせいにして、朝から晩まで同僚や上司の悪口を放つのです。
易者てある私メにはすべて見通せましたです。

排除しなければなりません。

「コ・ロ・シ・TEE!」
逆さづりにして水桶に何度も頭から沈め、シナイで鞭打ち、90センチ角の箱に押し込め、てぇ!
ダイナマイトを口から食道にくらわして爆破させTEE!

想像するだけで、ゼイゼイと呼吸が乱れるほど興奮するのでございました。

世間ではイジメが問題視されておりますが、関係NEE! のでありました。

蛇を見て、それでもイデオロギーの相違まで知ってから敵対視せよというのでアローか。
小生意気なキャツの悲鳴を聞かずにはおれないのであります。

血まみれになったキャツに小便をぶっかけつつ、おそらく喉をさらしてゲラゲラ嗤うことでございましょー。
本能的な怒りは沸点にまで高鳴ったのでございます。

興奮に疲れて、しばしうとうととしてしまったよーでございます。

はっ、と気づくと隣の座席からキャツが消えているのでありました。
下車するはずはございません。
新幹線は大宮、仙台間を走っておりまして、その間に停車しないダイヤなのでございます。

「どこにいったぁ」
捜すことに致しました。

どこだどこだ、どこに逃げおった。

いたいたいた、これが赤穂浪士の吉良邸討ち入りならば、ピィーッと笛が鳴らされていたことでありましょー。
キャツは数座席後ろの窓際に隠れていたのでありました。

エラそーに座席など倒しやがって、やはり内またで車窓を眺めていたのでありました。

まぁ、イイだろー。
排除はできたのだから。

良いことをした後の気分でございました。
つまり、
「オショス!」

新幹線はモリオカに近づいておりました。
私メだけの街であります。