2015
02.18

まずはお知らせからであります。

奇門遁甲「実践科」の受講のお申込みが予想以上に多かったので、会場を別に用意することにいたしました。

それで、あとほんの若干名(正確には二名)の座席がございます。
先着順とさせていただきますが、どーでしょうか。
奇門遁甲を実際にはどうやって使ったらイイのか。吉格凶格以外の使い方は?
「目的に合わせろって言われでも、銭っこ欲しいっつうごとしがねんだよな。それを目的にせばイイんだべが…?」
という数々の疑問が浮かぶはずであります。

そういうところを押さえていきたいのでございます。
お申込みは「お問い合わせからどーぞです。

知らぬうちに今年も梅花がひらき街角を折れると梅の花の香りが漂うのでございます。
しかし、梅花は春の幻惑でございます。
春であってまだ春ではないのであります。
悪い男、悪いお女性のようなものでして、油断すると体調を崩しますです。
雪もこれから降ることでございましょう。

たてまえの春。
ホントはまだ冬。

断易で用神を決める時に、この眼力は役に立ちますです。

親が来て、息子の受験を占ったとき、用神を息子だから「子孫」にとるのか、それとも「世爻」にするのか。

古来、数々の占例がございますが、実際には、ここで悩むのであります。

しかも決め手はございませぬ。

断易の永遠のテーマでございましょう。

机上のお勉強から離れ、たてまえと本音を見抜く訓練が必要なのでございます。

恋愛でも「あの人が死ねばいい」と占ったとき、単純に死ぬかどーかを占ったってダメであります。死ぬほど好きなのだということでございますから、その恋に苦しむその原点を見つめ続けることで用神が見えてくるのであります。

バカのように
「あの人は自分が好きか」ということと「あの人は浮気をするか」を別に分けて占断したって本筋は見えてきませぬ。
本質は、「結ばれるか?」ということなのでありますから。

ちと語り過ぎましたですね。