2025
05.22

郷里のモリオカにおります。

なにしろ冷蔵庫に何もなくて空っぽでしたから、スーパーで食料を買い、ついでに花も買いました。

ついでに市内をひとめぐり。
熊がテリトリーを確認するよーにであります。
とは申しましても、すでに他人の街であります。思い出は、新しい建物に埋没されておりまして、それはそれで仕方のないことでございます。
当時のまま残っていたりされたら、むしろ困惑してしまうでありましょー。

しかし、すっかり老いた同世代の知り合いが、どこで見ているか分かりません。
「トレンチコートの襟っこばマフィアみてに立てて、気取って歩いでらっけ」
などと言われたりするお土地柄ですから。

モリオカ、モリオカとブログで私メが騒いでいても、土着の同世代から言わせれば、
「オメはもう盛岡の人間ではない。むこうの人間さ」
と見られているのは必定。

花を仏壇や各部屋に飾っていたら、妹がやってきまして、
「心に余裕があるよーだね」
年寄りじみたセリフを吐かれましたが、妹も年寄り。みんな年寄り、みんな片足組。

自分だけの街だと思っていたのに、熊のよーに追い出されているのであります。

2025
05.21

ひと月ぶりに郷里のモリオカに戻りましたが、門扉を開けるなり、愕然といたしました。
庭が、雑草で荒れ果てておったのです。
これがから夏はイヤなのです。
まだ冬場で雪が積もっていたほうが楽。

キャリーを置いたまま立ち尽くしてしまいました。

年々、体力は低下しているというのにです。これでは業者に依頼するしかなさそーです。
あるいはシルバー人材センターか。

四柱推命で甲木乙木は、丙の太陽と、癸の雨があればすくすくと育つとは申しましても、「春に金を入れず」といわれ、金行は力は春夏に虚ではあるが、木行には脅威という、その力に頼りたくなるのでありました。
四柱推命は自然の現象を人間に置き換えて、その運命を推理する面白い分野ではあります。
繁茂した木行は金行の力がいかに必要かを、実家の入り口の一歩で痛感したのでございます。

そして玄関まで続くインターバルには、やはり雑草がのびのびと茂っているではありませんか。
画像では大したことのないように写っておりますが、廃園の一歩手前でございます。

一人では無理であります。
そして最後に頭に残ったのは、
「大金が欲しい! そのお金で庭師に依頼したい」
そのことでございました。

せっかく、セミ・リタイアと気取っていた気持ちが、いっきに萎えたのでありました。

もう今日は、何も考えず、眠り薬で楽になりたいと思うのでありました。

 

2025
05.20

相談者の多くは、周囲の人間関係の悩みであります。
「なぜか嫌われる」
これはお女性だけでなく男も同じでございます。

悪い事はしていないのに、どーしてか嫌われてしまう、のであります。

そこで、嫌われる人の命式を参考にして、通っているスポーツジムでためしてみました。

嫌われる人の行動の傾向をあえて1週間ほど演じたのであります。

成功しました。
嫌われ者になったよーです。

その一発目。
私メのロッカーのキイを盗まれたのでした。
下手人は周囲にいた5人ほどの老人ですが、目的は、そいつをお縄にすることではございません。

その二発目。
通路を塞がれたのでありましたね。
三人ほどの老人が出口付近で会話しているふうを装い、私メの前を塞いだのでした。
無表情の沈黙を三秒ほどしてみたら気弱の一人が後ろに下がりました。
むろん、足をかけてそいつをヨロめかせたのは当然のことであります。

その三発目。
自転車の空気を抜かれたのでありました。

なーるほど。
これを実生活でヤラれるのは辛いであろう。
同情したのであります。

四柱推命を知ることは自分以外の生活を経験することも可能なのであります。