2025
07.15
事務所が神保町にあったころ、一人のアシスタントを雇っておりました。
オオカミ少女の如きお女性でした。
ご飯をたったまま食い、箸の持ち方はグウ。
資料を書棚から抜くと、そのまま。
反論すると歯向かう。
ただ一つの取柄は、頭が良い事。
外国語に精通し、単語をいえばフランス語や英語で答えてくれること。手相の原書の訳では大いに助けてくれたのであります。
その彼女は、3年半後、マナーを身に付け、レディとして完成しました。
だけでなく世田谷にマンションを購入し、占いでもチャットの女王と呼ばれ、月に5百万円を稼ぐほどに金運も上がったのでありました。
その秘訣は、どーやら奇門遁甲にあると、私メは観察しました。
絶対に凶方位を使わないのです。
奇門遁甲には面倒な約束事がございます。
時間盤で目的地には一刻以上留まるとか、です。
が、彼女はその約束事を無視。とにかく凶方位を避け、吉方位だけを使っていたのです。
事務所にコピー機がございませんでしたので、コピーを取ってくるように命じると、
「ダメ。そっちは凶方位だから」
しぶしぶ私メがコピーを取ってきたものであります。
むろん、彼女の家から事務所が凶方位なら、「今日は休みます」の連絡が。
いま考えますと、「その方法もありか…」なのであります。
つまり時間盤で凶方位を徹底して避けるという方法であります。
現在、運気から見放されていると感じたなら、彼女のよーに単純に凶方位を避けるという生活をしばらく続けたらイイのかもしれませんです。
ああ彼女ももはや50代半ばか…。
彼女が事務所を辞める時の言葉、
「オノさんにもうメリットなし」
たまに思い出し笑いをいたしますです。
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2025
07.14
新盆であります。
私メのところは旧盆ですから、来月。
もしも、先祖のお墓が近くにあるのなら、お盆の初日か、その前日に、お花を供えに行きましょう。
花は死んだ人のためではなく、生きている人のためにあるのであります。
他の人たちがお墓に来て、花が供えられているのを見ると、
「この家は大丈夫だ」
と感じるからであります。
叔母の墓は、この数年、誰もお参りにきた形跡がございません。
荒れ放題で野草がはびこっておるのであります。
「叔母の家で何かあったのだろーか?」
と心配になったりも致します。
最後の友達のサイトーのお墓も、最近は淋しいのであります。
以前はこぼれるほどの花々が供えられていたのに、この三年ほど前から、荒れかけております。
「あとを継いだ息子の商売がダメなのかも…」
と想像するのであります。
墓参りの作法とかございますが、そんなことはじつはどーでも良くて、足しげく墓参りをして、お花で飾るのが、最高の供養になるのだと、私メは勝手に思っているのでございます。
2025
07.13
しかめっ面をしておりますが、
暑中お見舞い申し上げます。
世の中は悪い方向へと墜落していますが、へんな情報など無視して、世界が滅びるまで楽しみましょー。
どーしても開運出来ないお方がおります。
その共通点として、
●比較病という、なんでもかんでも他人と比べる
●明るく振舞おうとする
●宝くじを買う
●記憶が良すぎる
などが挙げられます。
以上の傾向が日常化すると、奇門遁甲も何も効果がないよーになってしまうのであります。
他人とはテキトーに付き合い、仕事も60パーセント以下のパワーで誤魔化し、ネット情報は信じず、自分の好きなことに没頭するのが開運の基本かもしれませんです。
それと健康ですね。
やはり、
「自由」
「健康」
「お金」
の三要素が、キチンと釣り合う生き方がイチバンなのであります。