2018
05.20

いわしの刺身をつつきながら、10月27日(土)に予定している「金持ち前夜祭Ⅱ」の、初回の打ち合わせなどをしたのでありました。

幹事は秘密にしておくべきかもしれませぬが、ノリエモンさんでありますです。
快諾して頂きましたが、ご苦労をおかけすることでありましょう。

金持ち前夜祭は、前回は二年前の二月でありました。
今回の「金持ち前夜祭Ⅱ」も100人のお客様の無料ご招待なのであります。
スポンサーは私メ。たまには太っ腹になるのであります。

どーいう趣向にするかは今後のことでありますが、楽しく盛り上がりたいものであります。
目指すものは、「お金、健康、自由」。三大スローガンなのでありますです。

で、飲み過ぎてしまい、事務所泊。

空腹で目覚め、十傳スクールの前に、かつ丼とかけ蕎麦を胃に納めた次第でございます。

浴びるほど飲んでも、二日酔いにならない体に感謝するのでありますです。
なんでも「水割り15杯は飲みましたよ~」なそうであります。
六時間の講義にもまだ大丈夫。

金持ち前夜祭のご参加募集は、もう少しお待ちくださいまし。

2018
05.18

「まだ、占いなんかやってんの」
モリオカなどで言われることがございます。
「そんな嘘みたいなこと、わたしは信じないからね」

たしかに占いとは仮定の上に構築された断定の世界である。
冷静に考えれば、四柱推命を例に挙げると、「甲は樹木で、乙は草花」と人間を置き換えるところから、そもそもヘンだと言えば根拠のないことになりますです。

命式で乙日生まれで、その隣の月干に辛があれば、ハサミで草花をちょん切られるようなものだから、仕事でも趣味でも挫折することが多く、お女性は男運が悪いのだ、などと断定するのも、嘘くさいのであります。そしてまた、ハサミでお花を切られたら、ふてくされて棘を出したり、地下茎となってとんでもないところに芽を出して復讐みたいなことをするってのも、乙の人物としての判断要素にいれなければならない部分であり、それはそれで激しく的中するのでありますが、「嘘くさい」と言われれば「はい、そーですね」とうなだれるしかないのであります。

私メは、世間からみれば、その嘘を講義し、受講料を頂いているのですから「なんて奴だ」ということになるのであります。

ですから自分から「オレって易者なんだぢぇ」とすすんで申すことは絶対にないし「この人占い師なの」と紹介されることに苦しいまでもの抵抗感を抱いておるのであります。
「デザイナーでしょう?」
「絵描きさんですよね」
と、それぞれに「まぁー」などと答え、嘘を重ねるのであります。

嘘をつけばつくほど鼻が高くなっていくピノキオというイタリアの童話がございますが、じつは最近、私メの鼻の脇にオデキが発生し、それがだんだんと隆起しているのであります。
鏡をのぞくたびに、職業病だろうか。ふふふ。自虐的な笑みがこぼれるのであります。

「切らないといけませんな」
整形外科の医師はこともなげにおっしゃいました。

「はぁ」
と返事し、美人のナースをてろりと見上げながら、
「はたして切ってイイのであろうか」
心は、切除することに、わずかに抵抗しているのであります。

ピノキオでイイのではないか…と。

「当分は、おさけを控えましょうよ」
医師は年下のくせに、説教っぽく命じるのでありました。
「そーですね」
バカいうな、浴びるほど飲んでやるぞ。
そのときだけオデキはわずかに縮こまった気がいたしましたです。

2018
05.16

またまた密室科のお話でありますが、密室科は奇門遁甲の奥義である実星を加味する判断であります。

が、そういう具体的なタイトルをせずに「密室科」としたことに、なんとなく暗示というか、そういうものを感じたりするよーになりましたです。

プロ易者を名のるお方を含めて、占いをしているお方の、ほとんどは実際の天体を知らないのではないかと疑問を持っておりました。
そして密室科の講義で、その天体の知識は基礎として押さえておかなければならないのであります。

それらを知らないと、たとえば遁甲立向日盤において、夏至に最も近い甲子日から陰遁が始まるという意味が分からなくなるのであります。
知っていれば、
「うまく誤魔化したな」
と遁甲の創作者の作為を理解することが出来るのであります。

でないと、「オメの流派はおかしいんでねの」と言われ、泣きっつみを立てながら「おがしぐね、これでいいのだ」と頑張るほかございませんです。

そして、天体を踏まえたうえで、たとえば春分の日を3月21日にしなければならないのは、キリスト教の復活祭の日を決めるための重要な位置づけがあるということまでも予備知識で知っておくべきなのであります。復活祭の日が定まらないと、他のキリスト教の祭事日が決まらなくなるのであります。

現在のグレゴリー暦は、そういうキリスト教の影響があるわけで、だから回教徒の国ではマホメットさんの教えに従うために回教暦を使うワケでありまして、ラマダンなども、その暦から決めているのであります。

回教暦は原始的な太陰暦でして、モハラム1月1日は真夏になったりいたしますです。

こういうことまで密室科の講義に取り入れると、受講生さんは、太陰暦や太陰太陽暦から太陽暦のローマ暦、ユリウス暦から現在のグレゴリー暦までの、暦の歴史まで身に付け、堂々たる誰にも負けぬ天体と暦と占いのヒトカドの人物に育つことになるでありましょう。

さて、上図でありますが、これは7曜の順番の決め方でありまして、オマケであります。
けっこう知らないお方もおりますから、UPしましたです。
地球から遠い順の、土星→木星→火星→太陽→金星→水星→月を順番に、1時から24時まで符っていきますと、次の1日の始まりである1時が太陽、その次の日の1時が月となり、そのまた次の日の1時が火星となって、土曜日、日曜日、月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日と順番が決まるのであります。

ふー疲れましたので、ここまでにいたしますです。