2018
05.16

またまた密室科のお話でありますが、密室科は奇門遁甲の奥義である実星を加味する判断であります。

が、そういう具体的なタイトルをせずに「密室科」としたことに、なんとなく暗示というか、そういうものを感じたりするよーになりましたです。

プロ易者を名のるお方を含めて、占いをしているお方の、ほとんどは実際の天体を知らないのではないかと疑問を持っておりました。
そして密室科の講義で、その天体の知識は基礎として押さえておかなければならないのであります。

それらを知らないと、たとえば遁甲立向日盤において、夏至に最も近い甲子日から陰遁が始まるという意味が分からなくなるのであります。
知っていれば、
「うまく誤魔化したな」
と遁甲の創作者の作為を理解することが出来るのであります。

でないと、「オメの流派はおかしいんでねの」と言われ、泣きっつみを立てながら「おがしぐね、これでいいのだ」と頑張るほかございませんです。

そして、天体を踏まえたうえで、たとえば春分の日を3月21日にしなければならないのは、キリスト教の復活祭の日を決めるための重要な位置づけがあるということまでも予備知識で知っておくべきなのであります。復活祭の日が定まらないと、他のキリスト教の祭事日が決まらなくなるのであります。

現在のグレゴリー暦は、そういうキリスト教の影響があるわけで、だから回教徒の国ではマホメットさんの教えに従うために回教暦を使うワケでありまして、ラマダンなども、その暦から決めているのであります。

回教暦は原始的な太陰暦でして、モハラム1月1日は真夏になったりいたしますです。

こういうことまで密室科の講義に取り入れると、受講生さんは、太陰暦や太陰太陽暦から太陽暦のローマ暦、ユリウス暦から現在のグレゴリー暦までの、暦の歴史まで身に付け、堂々たる誰にも負けぬ天体と暦と占いのヒトカドの人物に育つことになるでありましょう。

さて、上図でありますが、これは7曜の順番の決め方でありまして、オマケであります。
けっこう知らないお方もおりますから、UPしましたです。
地球から遠い順の、土星→木星→火星→太陽→金星→水星→月を順番に、1時から24時まで符っていきますと、次の1日の始まりである1時が太陽、その次の日の1時が月となり、そのまた次の日の1時が火星となって、土曜日、日曜日、月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日と順番が決まるのであります。

ふー疲れましたので、ここまでにいたしますです。

11 comments

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  1. おったまげたー
    存じませんでした。

    ●十傳より→なんですよ。

  2. 日本は天保歴をいまだ使ってるそうですが、イスラムの連中よりましです。奴らはいまだ、預言者ムハンマドが生きていた8世紀当時から変わろうとしないし。イスラムの連中は馬鹿の重症を通り越してご臨終の域です。

      ●十傳より→人生の敗残者の割には賢こぶりますですね。

  3. 密室科で勉強すれば、プロ中のプロになるんですね!
    面白そう。

    ●十傳より→少なくともバカだから易者になったということからは救われるのでありますです。

    • 楽しんだもの勝ちですよ。きっと。

      話は変わりますが、以前鑑定の中のみで話した内容について、どうしても確認しないといけないことがあるのですが、どういう形で伺えばよろしいでしょうか。ここで質問するとマズいと思うので。

        ●十傳より→いろいろな内容でしたね。メールでどーぞ。

    • 一応疑問は解決しました。ありがとうございます。

      ●十傳より→いえいえなになに。

  4. 私には チンプンカンプン で、読んでいると目が回りそうです
    これだけ難しい内容を理解して、その上、解らない人に教え習得させる
    世の中には 頭脳明晰な人物は多々いるでしょう
    でも、その大半は何かしら偏っている傾向にあるように思えます
    先生の様に 頭脳明晰でバランスのとれた人物はソウソウいないのではないでしょうか
    本当に「頭の良い」という人物は、先生のような方をいうのでしょうね
    ところで先生聞いて下さい
    数日前、私が乳飲み子から育て上げた フクちゃんが風邪をこじらせたため病院へ通い
    痩せてしまったものの回復し ホッとしていると
    今度は、私の一番大切なチビトラニャンが土曜日から風邪を悪化さてしまいました
    月・火・水 と病院へ連れて行き、点滴と2本の注射を打っているのですが
    昨日は41°近い高熱が出てしまいました
    解熱剤の投入で熱は下がったのですが、4日間も食事を摂らないためフラついています
    猫は風邪にかかると 慢性化しやすく、治りにくい というヤッカイな病気です
    他にも病院へ連れて行かなければならない ニャンコがいるのですが
    今は チビトラニャンに専念するしかありません
    夕べは 横たわる チビトラニャン を優しく擦りながら 涙が溢れてきました
    泣きました 。。。。 でも、泣いてもチビトラニャンは助かりません
    もし今夜も食べる事ができなければ 病院へ連れて行きます
    ガンバリます
    いつも ツマラナイ話をして申し訳ございません
    そして、聞いてくださって有難うございます

    ●十傳より→私メはどーしようもないバカ男だということをお断りしておきますです。猫ちゃんの食事になにやら問題があるのでは…と思うのでありますが。

  5. 占いではまだわかりませんが、私は優しいパート主婦より、ビジネスウーマンになるように運命が動いているようです。若いころは結婚すれば幸せになると思っていたのですが、中年になってから結婚と引き換えに過酷な条件を突きつけられてもう結婚はあきらめました。今はなんとかビジネスの才能を開きたいと模索中です。

    ●十傳より→ビジネスオールドになってしまいますですよ。このままでは。

    • 小野先生は石は信じないそうですが、タイガーアイがあっていて、ローズクォーツが合わないという時点で私の人生は決まっているように思えます。私の石の大半が財運の石で、私が恋愛運の石を持っても合わないですから、占いではいろいろな解釈がありますが、愛も金も欲しいと言った願いはかないませんね。金が欲しいなら愛は捨てないといけないようです。愛を選ぶなら一生貧乏か重労働でも我慢しないといけないとか、石も同じで、真実の愛を選ぶなら額に汗した金しか受け取らせない、とはっきり言ってますし。

        ●十傳より→石は信じてますですよ、占術として。悪い石の使い方こそ大切であります。

  6. 体の石は、死にます

    ●十傳より→本体が死んだ方がイイかも。

  7. 騙されるのは、若いうちがいいです。年取ってからだまされるほうがたちが悪いです。私は後半生も騙されるかどうかわかりませんが。

    ●十傳より→すこしはダマされてやりましょうよ。

    • 私は現在大運比肩なんですけど、比肩は偏財の七殺ということから、私の場合、愛欲で全財産奪われる危険性が付きまとうようです。もう男にはさんざん騙されてきたので、いまさら真実の愛なんていらないです。若いころ男に騙されたのは、実は40代が一番財運に危険信号がついていたのですね。占いは奥が深いです。

        ●十傳より→解釈次第だと思うのでありますです。