2023
11.22

モリオカの実家には、いくつかの隠し部屋がございます。
画像も、その一つ。

小学校から高校を出るときまでお世話になった机を配しております。
画像には見えませんが、左側には感銘を受けた書籍が並んであるのであります。

また壁のお女性はのポスターは、モデルをしていた当時の妹であります。
もうすっかり面影は剥がれ落ち、一介のババアさまになれ果てましたが、このポスターは、私メ以外の家族の誰もしらない秘密。
隠し部屋にはちょうど良い飾りなのであります。

独りでございます。
どこをどうしようとも、私メの自由。
目も眩むほどの時間の経過を覚えつつ、それでも少しずつ、各部屋に個性を持たせ、ときには亡き人をしのんだりするのです。

本日で、庭師の剪定も終わり、また業者との来年度の打ち合わせも済ませまして、本格的な一人の時間がやってまいりました。

いったい誰に隠すための隠し部屋なのか。

すべては無駄なよーなこと。
生きていること自体がそーなのですから、仕方ございません。