2018
09.16
09.16
私メが監修していた雑誌なのであります。
当初、太田出版から「ギャンブル大帝」として刊行しておりましたが、他の出版社の同じ、占いで当てる「一攫千金」という雑誌の罠にはまり、社会的な事件に発展したことは、もう誰も覚えてはおりますまい。風説の流布ということで、当時の監修者が降りた、その事件を私メは飲み屋で耳にし、「バカな、ギャンブルの監修など易者にとってマイナスにしかなるまいに…」と大笑いしていたことを、昨日のことように記憶しておりますです。
が、私メは同時に、もっと以前の、やはり或る事件を思い出しておりました。
学生時代に住み込みでバイトしていた旅館に、吉田のおっちゃんなる、占いを特技とする老人がいたのでありました。
「オノはん、ハイセーコーは来まへんで」
と占いで、競馬を読み解く達人で、その老人の言う通りに買って、かなり儲けさせてもらったのであります。
が、その老人は殺人者で、奥さんを出刃包丁で殺害し、逃亡中の身であったのでありました。
ある早朝に、警察が旅館に踏み込んでまいりましたが、吉田のおっちゃんはも抜けの殻。
キチンと畳まれた布団を前に、「占いで逃げたのか」と激しく感動したものであります。
時を超え、その監修にと紹介されたのは不思議でございました。
「バカ易者になってみるか」
名を「ギャンブル宝典」と変え、やがて太田出版から独立したのが1998年ではなかったかと指を折るのであります。
当時は20代の編集者も、すでに50歳の坂をゆうに超えております。
ギャンブル宝典廃刊は、時の流れでありましょう。
やるべきことはやり終えた清々しい気分さえいたします。
ひとつの時代を終え、次の時代という海に、漕ぎ出す老兵が私メであります。
毎号買ってた雑誌、先生を知るきっかけとなった雑誌です。カバラの秘法に引き込まれていったことを覚えてます。
私には全くもって当てはまらない、タロットなどとは違い、カバラは実に有益な手段でした。特にお女性のことに関しては、裏モードを知る測るのに有効でした笑。
それとは別に結構な秘法も載ってたりしてました。効き目あり!でしたよー。
それはギャンブル法典の流れが変わる前くらいですけど。
夢みせてもらえただけに残念ですね。非常に残念。
●十傳より→廃刊の件、秘密にしていてすみませんでした。口固いんですよ、これでも。
詳しくは言えませんが、いま思うと、先生がしみじみおっしゃっていたことで、何となくの予感はしてました。秘密は守るべきです。さすがは先生です。
逆に廃刊のこと教えて頂いていたのならば、私はその場で発狂していたか、何も手につかない状態だったでしょう。
改めて監修お疲れさまでした。
編集部の方々も見ておられましたらお疲れさまでした。
●十傳より→彼らの今後を案じるのであります。
僕はもしや、何の役目もなせず怨霊としてこの世に残るでしょう。さよならだけが人生さ。そしてやがて何者も消滅し。人々の記憶からも消え去るでしょう。
●十傳より→忘れ去られたほうがイイのであります。
平成の終わりに近づき終焉ですかぁ…
ゆくゆくは復刊というか舞台は電子書籍ということになるんでしょうかね?
先生やカバラ等普段触れることのないものに興味を持ち心の一財産になりました。
監修お疲れ様でした。
●十傳より→妙にしがみついたりせず、終わる時にはスパッと終わりたいものでありますです。
ギャンブル大帝からずーっと買っていた本です。色々な切り口で考えて実践して・・・・。残念です。
●十傳より→それはそれは、ありがとーございましたです。
先生を知るキッカケとなり、
また、先生の占いの実力に舌を巻いた雑誌でした。
競馬面が多くなり、そろそろかな…と
思っておりましたが、至極残念であります。
でも、またこのことも
次のステージへの序曲なのでしょう。
5は裏返せば2。
8を二つに割れば3。
名言として
鬼籍に入るまで消えませんです。
●十傳より→時を経し糸の乱れの苦しさに、宝典の辞書は散りにけり。
お邪魔します。私もこの雑誌で小野先生を知り、このブログにたどり着いた者です。「ギャンブル大帝」はN山U水氏の九星気学で、正直、大儲けしたことも大損したことありました。「一攫千金」は算命占星学(四柱推命学と類似の占いでしょうか?)でした。算出法が面倒だったり、次第に当たらなくなったりして廃刊。そんな中、カバラ占術なるものを引っ提げて先生は登場されました。ギャンブルは常識的にやれば6.7割は本命サイドで決まってしまいます。しかし、本命サイドを買っていては儲からない。いかに、他人と違う馬券を買うか?であります。しかし、穴馬券を買うにしても霊感、ヒラメキの無い一般人にとってはそれなりのリクツで自信を持って穴馬を見つけて買いたい。占いをギャンブルに応用する目的はコレだと思います。先生の「ギャンブラー諸君!」で始まる予想が聞けなくなるのは残念です。今までありがとうございました。
●十傳より→ギャンブラー諸君! 長い間、お付き合いくださってありがとーございましたです。
カバラとヌメロロジーとは違うのでしょうか?
●十傳より→カバラ音数術はちと独特なものが入っておりますです。
ロトナンバーズの雑誌も終わりとのことで、薄々感じてはいました。もっと言いますと、去年、年間購読を申し込むとお値打ちで送料無料みたいなのありましたよね。前受金とは、もしかしてと思っておりました。ギャンブル法典は先生の存在を知ったきっかけでした。生ダラっていう番組は見ていたような気がしますが、カラスを乗せた先生の記憶はないのです。と取り留めのない感想すみませんです。
追伸、故後藤ひろき騎手の連載が突然なくなったのはどうしてですか。藤川京子さんのも(自分が見逃していたかも?)。アラ40なのにエロ・コスプレでしたよね。
●十傳より→雑誌作りは編集部の意向なので、私メには…。ただ以前「暴力の後藤騎手」と書いたところ、クレームが来まして、謝罪はしないかわり、二度と後藤りら文字は封印した、私メの器の小ささを露呈したことは記憶しておりますでする
もしや学研ムーも廃刊かも?
●十傳より→40周年記念をするそーであります。
先生が長年監修していた雑誌が終わりを告げて残念です
きっと神様が「 荷物が増えすぎました、一つ降ろしなさい 」
と気遣ってくれたのでしょう
新たに多くの荷をカツゴウとしている先生を
●十傳より→でありましょーか…。
始めてコメントさせて頂きます。
私も、ギャンブル大帝の頃から愛読させて頂いてました。
ロトナンと合わせて、月2回の発刊を毎回楽しみにしてました。
発売日は、書店にまっしぐらでした。
特に、先生のロトや競馬の予想は、予想を参考に買っていた私の中にとって
神様のお告げのような感覚でした。
先生の予想が読めなくなるのは、とっても寂しいです。
長い間、読者を楽しませて頂きまして、本当に有難う御座いました。
●十傳より→コンビニプリントで…というお話がありますが、落ちぶれ感がありましてね。
40周年記念号の内容を教えてください
●十傳より→まあまあ焦らずに。
知らずに買いに行ってびっくり仰天!まあ、ここ最近は学歴だけの予想家や、元関係者というフレコミの他雑誌と何ら変わらない内容の薄っぺらい予想や、インチキ予想会社の広告など、下らない頁が多々あったので、読むところは限られていましたけれど…。小野さんの開運お呪いや、正月初詣の作法、方角による開運術、昔は多かった開運グッズのようなカードやポスターなどの付録などなど…。素晴らしい特典がありましたので、長年楽しませていただきました。来月からはコンビニですか…。小野さんの記事だけ毎月発行していただけたら1000円で買いますよ!
●十傳より→コンビニプリントまで堕ちたくないと抵抗しているところであります。