2011
08.04

やはり地元、茅ヶ崎の居酒屋であります。

どことなく昭和風な店内が、お化け屋敷アミューズメント風なのであります。
向こうから江戸川乱歩あたりが出てきてもいいような気がいたします。

焼き鳥は110円から180円とやや高めの設定ですが、飲みモノは450円が最高で、焼酎の水割りは280円となかなかリーズナブル。
なかでも緑茶割り350円は絶品と賛美してもいいでしょう。
濃密に抹茶の香りが漂うのであります。
みるとわざわざ容器で抹茶をたてているのであります。それをニイさんがシェイクするというやり方。
焼鳥も、いちいち冷蔵庫から大切そうに一本ずつ取り出し、それを炭で焼くわけです。
じれったいのであります。
焼鳥一本にも手抜きをしないという真摯な態度が、私メには、いささか迷惑にかんじるのでありました。
味もいいのです。でも、もっと乱暴な味でも良いのであります。

浜で拾ってきたサンゴの欠片を箸置きにしていますが、酔いが進むにつれて、そんなことはどーでも良くて、お茶割りと日本酒を交互にやるのでありました。

焼きそばもついでに注文したのでございます。

なぜか美女は不在。
「あなたなら、なでしこジャパンにはいったら美人アスリートとして評判になるであろう」
とブラックなジョークをいいたい程度のお女性たちがあつまるのでした。

いや、ジョークは通じますまい。
玉に恨みをもっているかもしれず、サッカーボールを扱うように「コイツメ!」と蹴られてはつまりません。

すごすごと店を後にするのでありました。

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