10.08
かなりいぜん、過去のブログでＵＰした記憶がございますが、美容室ローズの入り口に貼っている北川大介のポスターに目がいきましてございます。
もう８年以上も前のことですけれど、八代亜季のコンサートで前座をやっていたのが、この北川大介なのであります。
たまにＮＨＫの火曜ショーだかに出演しているのを見たりいたします。
「おお、やっているのだな」
と、とこか痛々しい気持ちで声にはださずに応援するのでございます。
彼を眺めていると、キヨセという亡父の亡母、つまり亡祖母の声がしてくるのでございます。
「じゃ、モリオガさ戻って定職につけねもんだべが」
と、イイ歳をした私メがふらふらしているのを心配していたものでございました。
30代の終わりでしたから、自分でも人生を失敗したかと諦めかけていたものでありますから、祖母の言葉はこころに痛みをともなって沁みるのでございます。
おそらく北川大介も、実家からいろいろと心配されていることでありましょう。
たぶん水芭蕉という曲もヒットすることはなく、しかし何年も大切に歌い「歌詞の重さが分かってきました」なんて語ったりするのでありましょうか。
北川大介のポスターが貼っている美容室ローズのとなりに、城門ラーメンを出す店があったのであります。
画像が城門ラーメンであります。
記憶では、湘南の名物です。
いちど本店がぶっつぶれ数年して、２件ほどで復活したラーメンでございます。
大量の生姜とかたくりでとろみをつけただけなのでありますが、なかなかの美味。
ファンの前では必要以上の満面の笑みをする北川大介が自宅ではどのような顔つきでラーメンをすするのか、天井裏に潜んで、観察してみとうございます。きっと大久保あたりのしがない木造アパートでございましょう…いいえ、そうあってほしいのであります。
「才能がないのだから田舎に帰って百姓をしろ！」
とか
「いつまで生きているのだ、さっさと自殺しろ！」
なんて、意地悪い言葉を天井から怒鳴りつけたら面白いだろうと、残酷なことを空想いたしたりするのでありました。
それは、30代の私メに対しての言葉なのだと知りつつ
「諦めてしまえ、さっさと諦めるのだ。定職についてしまえ」と、
熱すぎる城門ラーメンをすすりつつ、どこか悲しいような腹立たしいような気持ちになったりもするのでございましたのでありました。
おりこうさんの烙印を押されていたので、
ずっと、親の言う通りに生きてきて、
それが当たり前だと思っていたけれど…後悔してます。
自由になりたいんです。
自分の好きなように生きてみたい。
かたくりでとろみ…100℃ありそうですね。口の中の粘膜がべろ～んってなりそう。
しかも生姜で、ちょーあったまりますね！
おいしそう！
●十傳より→口の粘膜をヤケドしてしまうのは、まだ親から解放されていないアカシかもであります。
よく言われますよ。
「フーフーしてもらってたのねぇ」って、上からな感じで。
長女だから、そうかもしれませんね。
知りませんけどね。
親から解放されていないアカシ、か…。
なんか、ヤダ。
本当のことを言われた気がするからかな。
●十傳より→ホントのこと言われるって傷つきますですよね。嘘の方が優しいですよね。亡父もネコ舌で、最後まで亡祖母から呼び捨てにされていて、そこがなんとも微笑ましかったですよ。
先生は 猫舌ではないのですか？
私は 猫舌です でも！
最初から ぬるいの出されたら文句いいますっ 爆！
そして 外国人は 熱いのダメね。
最初からぬるくていいのだそうです 笑！！
日本が好きなくせに お風呂嫌いでもあります
バスタブいらない と言います
温泉もダメみたい １５秒が限界だそうです。（西人に聞・５人中５人）
●十傳より→私メは30秒は大丈夫であります。あとは回数でゴマかしますです。が、猫舌ではございません。どんなに熱いものでも臨機応変であります。
高校生だった頃、R134沿いの城門ラーメンへよく行きました。
生姜のトロミの中の溶き卵がいいお味でした。
そして毎回、口の粘膜をヤケドしました。
復活の城門ラーメン、昔と同じ赤い器・味も変わりないことが
先生のブログでよっくわかりました。有難うございます。
城門のファンだった友を誘って行くことにいたします。
先生のおっしゃったアカシ…だとしたら、
きっと今回もヤケドしてしまうと思いますです。
親から解放される日、あたしにも訪れるのかしら？
そんな自分を全くもってぜーん然、イメージできません。
親から解放される日は、多くの人々が果たしているものなのでしょうか？
●十傳より→猫舌の男は、親からフーフーされて育ったのだと思うのであります。亡父がそうだったので、それだけは自分で脱却いたしまし。だから猫舌の人に対して優越できるのであります。