2019
03.26

見とれるほど美しい指を発見する時がございます。

とたんに、そのお女性の魅力が150パーセントUPということに。

が、どんなに美しい指をお持ちでも、その指が醜く、不潔に思えることがありまして、
「恋の終わりか…」
カラダが納得するわけでありますです。

指は不思議であります。
いや、指だけでなく、陰毛も不思議。唇も不思議。耳も不思議なのであります。
「まっすぐな陰毛なんです」
と語られ、しばらくしてから、学研の拙著「東洋観相秘占」を読んだのかな、と舌舐めずりをしたこともございますです。陰毛が真直ぐで長き女は淫相なり、と相書にあると紹介しているからであります。

しかし、指は、恋愛の始まりのパーツであり、「バイバイ」と別れを告げるのも指でございます。
ガラス細工のような指で握られてはみ出した亀頭の嬉しい時期はもっぱら恋の初期段階とでも申しましょーか。

反対に、マムシ指と命名している指がございます。
親指の先がへら型にで、まるでコブラの頭のよーな指でございます。
そんなマムシ指に出逢った時、
「おそらくトラブルになって終わるであろう」
内心、不吉な予感にさらさせ、やがて、そのとおり、こっぴどい仕打ちをされてしまうのであります。

手相とはまた別に、指の表情を、そういえば、私メはずいぶんと観察していることに気づいたのでした。

人相とは、顔の形だけでなく、指も仕草も、吐息も声も含んだ魅力ある分野なのであります。
郷里のモリオカの自室で、寝転びながら、
「人相セミナーか…」
と、ちとおもうのでありました。