2020
03.16

会員さまへの朝刊メールで、「今日は、串団子を食べないと開運出来ません」みたいなことを書いたら、多くの方々から、
「串団子が見つかりません!」
の意味の返しがございました。

ので、画像ですが、これをご覧いただいて食べたつもりになってくださいまし。

私メ自身は、あまり団子を食べないのであります。
無性に食いたくなることは数年に一度は回ってきますけれど。

おもえば、自分のお金で串団子を買ったのは、
「生まれて初めてかも…」
と眉を上げるのでございました。

郷里のモリオカには、名物の団子屋が何軒かございまして、お昼過ぎには「売り切れ」の紙がガラス窓に貼られておるらしいのですが、
「あんゃ、せっかぐ買ってきたのぬ~」
老母などは、断る私メを恨めしい顔でなじることになるのでございます。

朝刊メールを送信した時点で、まさかふたパックも買うことになろーとは予測しておりませんでした。

一寸先は、何が起きるか分からないのは、昨今の疫病でも実感していることではございますが。

が、おののいていても、すべては運命。

目を閉じて、そーら香ばしい醤油のあまい匂いを空想すれば、もう食ったも同然。
死のその時まで、生きなければならないのであります。
「生きる」ということは、息をしていればイイと言うのではございません。
生き生きと楽しい時間を満喫することこそが、生きるという意味であります。
モラルとか、そういう人間が勝手におしつける愚かな鎖から解き放たれていることを、疫病によって自覚しているはずであります。でしょう?

では、やり残したことをやるまでではございませぬか。

恐れてはいけません。何も怖れるな!

十傳スクールでは、5月から「四柱推命初等科」「四柱推命接続科」を開講いたしますです。リモート併用でありますから、ご自宅でも受講できるのであります。

私メはしやわせでございます。

2020
03.13

十傳スクールでは、今年の4月から、すべての講義について、面接講義と並行し、リモートでの講義も実施することにいたしましたです。

それに先立ち、3月15日の「断易NEXT科」の講義においてリモートを並行いたしますです。
この講義を受講されている皆様には、すでにメールでお知らせいたしました。

なので、諸事情で直接に講義に参加できない方、あるいは遠方の方々も便利になるかと存じますです。

私メからすれば、皆様を直接に拝顔できなくなり、一抹の寂しさを覚えますが、これも時代の流れ。
前向きにとらえよーと、寂寥の涙をこらえるのでございます。

もちろん、実際の講義に参加していただく方が、お勉強とすれば理解できることは勿論だと思います。でも、交通費、それに要する時間などを考慮いたしますと、リモートも捨てがたい魅力は納得いたします。

講義中に、酒を召したり、喫煙したり、ウンコもご自由。

ただ、スケベ行為は、こちらからも、皆様の様子をチェックできますから、これはヤバイかと存じます。さらに、受講者のお部屋もお顔の隙間から見えますから、カメラの背後の整頓や、ヤバいものは外しておいた方が無難かもです。

もしも、リモートならばとお考えの方は、今からでも受講を受け付けますですよ。

とかなんとか申しましたが、15日の初回のリモート講義は大変そうな予感がいたします。その節は寛容なお心でお許しくださいまし。

周辺設備も充実させてまいりますので。

2020
03.12

創業昭和29年とうたっているラーメン屋なのであります。
「だから、どうしたの?」
と、常々おもっています。
「それって老舗ってこと?」

よく分かりませんけれど、ショッピングモールなどに進出し、休日などでは親子でにぎわう庶民店。

この日は午後遅くでして、店内にいるのは私メのみ。

一番安いヤツを注文。

「おお…!」

けっこうイケるのでありました。香りも、懐かしい支那そば感覚。

「これが庶民の味かぁ」
底味に甘味料が多すぎるので、美味いのですが、ちと不気味。

庶民庶民と連続させたのは、この庶民店に入る前に、会計事務所に立ち寄ったからであります。
なじみの税理士先生に、
「オノさん、庶民の感覚忘れましたね」
唐突な言葉でしたので、ちと驚きましたです。

「こんな時代に生き残れるというのは、オノさん魔法使いですか?」

税理士先生のおっしゃるのは、原稿料で生活していた頃の私メのことをよくご存じだったからです。

出版不況が到来し、多くの執筆易者たちは路頭に迷いましたです。ところが、オノさんはその直前に占いサイトへと乗り移り、時代の被害を受けなかった。こう税理士先生は言いたいのでありましょう。さらに震災がありまして、その影響でガラ系の携帯サイトが全滅。けれど、その時は、不人気だったけれど、すでにスマホのサイトに鞍替え。
「あのときの同業者は悲惨でしたな」
税理士先生は、ガラ系サイトの二人の経営者の落ちぶれを語るのでありました。
「そして、まるでコロナの流行を知っていたみたいに、昨年はwebに手を染めて…」

それがどーして庶民感覚を忘れたのかというセリフにつながるのか分かりませんけれど、

「易者ですからね」
と申告書にハンコを押しながらいなしたのでありました。

「こんどイッパイいきましょう」
税理士先生はエア杯を指でやりながら、
「この先の時代を教えてもらいたいなぁ」

会計事務所を出たら、急に空腹を感じて、飛び込んだのが、この庶民の店。

汁をすすりおえたら、背中に汗をかきました。

ついにお客は一人も見えず、店員が窓の外を見たままピクリとも動かないのでありました。

「庶民さん、大丈夫、大丈夫。なにも怖がることはありませんから」

自分自身がとても偉く思える庶民店でございました。