2020
03.26
03.26
死んだ最後の友人の墓参りをしたのでありました。
享年62歳と記されておりました。
「死ぬには早すぎのでは」
と思っておりましたけれど、さいきんは、「丁度よい時だったのかも」
などと考えを改めつつあるのであります。
しょうじき、ふと
「明日死んでも悔いはないなぁ」
やりたいことはほとんどやってしまったのではないかと思うのであります。
生き延びても、老醜が待ち受けているだけ。
さらには食糧難の時代が到来することになり、スーパーに買い出しにいっては、大根を奪い合うよーな気がするのであります。
これは死んだほうがマシ。
畑で育てたジャガイモを深夜に掘り起こされて盗まれ、悲哀に慟哭することも考えられますです。
「人間はなんという生き物なのだ!」
と。
私メが何をしたのでありましょーか。
五輪が延期になるに伴って、支払わなければならない追加費用は6000億円を超えるとか。
税金でまかなうのでありましょーか。
イヤであります。
都民が嫌がっていたのに、無理くりに誘致して大騒ぎして、このザマ。
中止し、負の遺産として国立競技場やらを残したら、すこしは納得できるのであります。
これは早めに死んだほうが利巧というもの。
やがて襲ってくる災難は、神の怒りなのかもしれませぬ。
人間こそがウィルスなのでございましょう。
頭上を何羽もの鳥が渡っていきます。
鳥は良いなぁ。
魚も良いなぁ。
死者も良いなぁ。
暇つぶしに、今後の日本を占って出た卦が最悪。
五輪は消えましたけれど、今年の夏は大変でありますでしょう。