2022
12.14

10億円をどのよーに使うのか。
考えていると、とても面白いのであります。

年末ジャンボの季節。
当たれば人生が狂うから、そんなものは買わずに地道に働けと仰るご仁がおりますが、
「人生が狂ってもイイから当たりたい!」
というのが本音。

宝くじは、「購入する時の運」と「当選するまでの保管する運」の二通りのフルイをクリアしなければなりません。

いままでにいくつかの雑誌で「当選法」なる原稿を依頼されたことがあり、それは12月31日の抽選日までの夢を楽しむ程度の内容でありました。
だいたいにして1,000円以下の定価の雑誌を本気で当てにする読者が間違っております。

しかし、私メは25年間ほどギャンブル雑誌の監修をつとめていた経験から、当選する人たちの行動を見てもおります。
占いの確率と、宝くじの確率はそうとうな開きがあり、ひとつの占術では賄えません。
当選する人たちの行動を追いかける方が、当選する道が開かれるよーな気がいたします。

「はずれ券をどーしているか」
ここにもポイントがあるみたいであります。
外れたと分かった瞬間に、あれほど大切にしまっていた宝くじ券を、まるで汚いもののよーにゴミ箱に捨てる人がおりますが、そしてほとんどのお方がそういう冷酷な態度をしておりますが、それでは当たりません。
メリットないからと捨てられる身にもなってもらいたいものであります。
そーいうお方は人生にもハズれるのは当然と言わざるを得ませんてす。

ワクチン接種に行列を作って並び、ワールドカップが始まるとにわかにはしゃぎ出し、果てはチームのユニホームを着たりして、そんなことをしていては運から見捨てられるのであります。

この世で開運出来るお方は3パーセント。
これはギャンブル誌で数年にわたりアンケートを取ったデータからの結論であります。
SNSなどに惑わされず、皆が賛成することにはそっぽを向き、ひねくれ者と誹られる3パーセントの人だけが、宝くじの高額当選の恩恵を受けられるスタートラインにつけるのであります。

それにしても10億円。しかも非課税。
なんに使うかは97パーセントの方々も想像する自由はあるのであります。