2022
12.26

私メの寝室は屋根裏なのであります。
断熱材はキチンと入れているのですが、寒さがダイレクトに凍みるのでしょー。

そのうえ睡眠時は暖房を切るタイプですから、寝室は朝ともなればそうとうな冷え込み。
でも今朝は、天窓にキレイな氷の花が張っていたのであります。

「懐かしい~」
ベッドから、咲いた花をしばし魅入ったものでございますです。

いまは二重サッシなどですから、よほどのことがないと氷の花をみることはできません。

昔なら、冬場であれば毎日のよーに窓に、気温によっていろいろな氷が咲いたものでありまして、爪でカリカリと削る楽しみもございましたです。
「やはり冬はヨイ…」

ふと昨夜を思い出しました。
繁華街をブラついていたのですが、急に差し込みが襲ってまいりました。
「やばいぞ…」
そこで街角の小さなホテルがございましたので、宿泊客だという態度で堂々とロビーに入りまして、目だけはトイレの場所を探しました。
ございました。
コートのなかではすでにボタンをはずし、すぐさま排泄できる準備は整っておりました。
堂々たる態度はトイレのドアまでで、あとは猛ダッシュ。
おそらく我慢筋を使ったためにパンツは汗シミが縦に走っていたはず。
それでもコートにウンコが飛び散らぬよーに、相撲取りがまわしの前についているヒラヒラのさがりを左右に分けて蹲踞するよーに、コートをたくし上げて便座に。

「ギャッ!」
飛び上がらんばかりの冷たさでありました。
今時! それも冬のモリオカで!
「便座に暖かい電気をつけていないのか!」

しかも、ウォシュレットが氷水。
アナルが痛いのであります。

そんな昨夜のことを思い出し、寝室の暖房のスイッチを入れたのでございます。