2019
05.24

日々が矢のよーに過ぎていきますです。

やっと秋だと思ったら、クリスマスが来て、はいお正月。そして桜が散り、平成に勝手にエンドマークをつけられ、令和だとさ。

心の安らぎは、お女性によってでしか得られそーにもありません。
そばにいてもらえるだけで、その発情した匂いを嗅がせてもらえるだけで、波に彷徨う難破船で揺られているよーな、脳髄が漂白されていく安らぎを得られるのであります。

快楽のあとの快い疲労に沈む、眠れるそのお顔は天使でありまして、白い画板にあえて薄く描いた鉛筆画みたいでもあります。薄く細い線を凝視することで、白の世界に入り込めるのであります。

ああ、ああ、去ってしまうのか。
唇に疼痛をのこして、ああ、ああ、みんな行ってしまうのか。

ボタンをはずし、ブラをたくしあげ、その乳房に名前を付けてあげましょう。右はすず、左はアリスと。
握ったペニスはケンジなのかオサムなのか、まさか翔というのは止めてください。

息を漏らし、涎を鎖骨の窪みにためて、お腹を痙攣させて、渚にうたう波のうねりに、汗ばむ背中に髪を散らし、私メは手の届くところにティッシュがあるかどーかが気にかかり、あるいは放屁を我慢し、夜の光を集めた瞳をみつめ、スイカの残額などを思い出したりしておるのでありました。

そうして漂白された脳髄に、ふたたび色彩がもどる頃、煙草の誘惑にかられるのであります。

花の数をかぞえました。
それぞれの物語があり、一面に咲く花であったとしても、ひとつひとつの灯がございます。

摘み取るまでの面白さ、摘み取ってからの蜜の甘さ。
花の美しさだけを満喫することにしておるのでありました。

  1. なるほど…
    このお花の園を眺めて
    これだけの妄想(?あるいは回顧)が
    出来るようになれば、一流の易者
    という訳ですね。

    私は、占いの勉強をしていますが
    そのセンスがあるかどうか心配です。

    ●十傳より→本性を出せばイイのであります。

  2. ケンジもオサムも昭和の香りですね〜( ´ ▽ ` )

      ●十傳より→それがイチバンであります。

  3. 右胸がすず、左胸がアリス
    その上に鎮座する顔は誰です?

      ●十傳より→それがボヤけているのであります。