08.31
おそらく、こーなるだろうと予想していました。
いやいや、かならずや、こーなるだろうと確信しておりましたが、それが現実となったのであります。
せっかくの洗面台に、温泉のタオル。
床には古びた雑巾布。
そしてゴチャゴチャと歯磨き等が並んでいるのであります。
老母なのでした。
洗面室だけではなく、キッチンも、テーブルも。
「やはりか~」
きっと絶対に頭を抱えるだろーと思っておりましたが、頭を抱えました。
「温泉のタオルだけはかけないよーに」
言っていたはずでしたが、かなり耄碌しておりまして、言うだけ無駄なのでありました。
湯舟には、カビの生えたよーな盥が置かれておりますです。
そして脇にはタワシが。
傷だらけのバスルームになるのは時間の問題でありましょう。
キッチンには、使い古しの割りばしが、大事そうーに箸立てに並んでおりますです。
それでなくても整理整頓が全くダメな老母でありまして、その傾向がさらに加速しているのであります。
吉相にし考えに考えたトイレには、むかしは黄色だったよーな古いスリッパが並んでおりますです。
和敬荘しかないよ―であります、もはや。
私メが、東京に行っている間に、どのよーになっているのかと想像したくもございません。
「魚を焼いたら掃除をしねばダメだ」と申しても、魚の油脂で魚焼きはごちゃ。
そーいえば、新品のアパートに置いてきた魚グリルは真っ黒でありました。
和敬荘、和敬荘、和敬荘しかない。
延命のために設置した造作物を、すべて撤去し、戦格に錆びた釘を埋めることを、真剣に考えたりするのでありました。
言えは一週間で台無しになるのでありました。
「家だからいがえんちぇ、気取らねくても。ちいさい、ちいさい」
和敬荘、和敬荘。でなければ報恩寺だ、報恩寺。
なんべんも唱えるのでありました。
助けてくれーい。
かんぽ生命もさがってますね
うちのばぁさまも同じかんじでした
●十傳より→泣く子と婆さんにはかないませんです。
やってくれますね、お母様。 これも吉方位へ移動する際の障害となる出来事に似ていますね。長生きされる事でしょう。先生は優しい外道ですから、疎まれて人生を終える事なきよう、錆びた釘で恩に報いますか。 僕はこう言うのが嫌で完全に親を棄てました。
●十傳より→笑っていただければとUPしたんです。
おひとりのペースがございますからね。
●十傳より→長生きとは恐ろしいものであります。
戦格って…怖いですね。
副作用が少なく,楽に死ねる方位ってないんですか?
●十傳より→実験して開発してくださいまし。
生活感がありますね。
昔の人は竈感覚なのか魚焼きグリルは洗いませんね。
●十傳より→金網世代でありましょーか。
豪快な母上様だこと。
●十傳より→図々しいだけでありましょう。
先生、錆びた釘をうめたら、どうなりますか?
●十傳より→拙著、奇門遁甲術入門をお読みくださいまし。
ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ…私めもお片付けが大の苦手。老後に一人寂しく使えぬ物に囲まれるか、使えぬ者に成り果てて箱の如き狭室に押し込まれるか…ガクブルでございます。
遠方に住むボケの来ている我が祖母といい、大正から昭和初期にお生まれ遊ばされたお女性は、けっこうな確率で溜め込み虫ではないかとも思うのであります。
●十傳より→へこんだアルミの鍋を後生大事に使おうとしましたがIHでは作動しないのであります。
「中身は空っぽで、器は小さい」ですか。
可哀想に。
●十傳より→ありがとーございますです。
仕事柄、こういった高齢者と家族をたくさん観てきました。いわゆる士業、医者弁護士教師に○○の先生と言われる仕事をしてきた高齢者は無茶苦茶面倒臭い。
介護者泣かせです。
お母様と話しが合うケアマネを早急に見つけること。
それが一番大事です。気が合わないときは何回でもケアマネは変えられますし。
真面目にお答え致しました。
●十傳より→友達のいない閉鎖的な老婆ですが。私メもですけどね。
これからの日本は皆が閉鎖的な老人になります。
もうすぐ5 人に1人が老人、さらに進んで3人に1人が老人に成り果てますです。
●十傳より→日本中が老人臭で、大変なことになりそーでありますね。
いずれ国民全員が老人だらけになり、日本は消滅するでしょう。
●十傳より→すでにです。
やってくれました!って感じですか?
もしやお母様が一番の易者泣かせとか…
●十傳より→また作ればイイだけの話ですから。
タワシ愛用してます。
血行が悪いので乾布摩擦感覚で、入浴時にボディブラシ替わりに使用。
台所では、これと熱いお湯で鉄のフライパンなどを中性洗剤無しで洗います。
床も雑巾では取れない汚れが、タワシでこすると一発で落ちたりして重宝してます。
(あまりいい材質の床でないので、タワシ使用可というのもありますが)
整理整頓も魚焼きグリルの掃除も大キライです。人ごととは思えませぬ。
そういえばupされた先生のお料理には、煮魚は殆どでてこないような気がします。
気のせいでしょうか?
●十傳より→いえいえ煮魚やってますです。今度UP致しますです。
あらら~ やりましたね
さすがお母さま
でもタオルをグシャとおん丸めたまま置かず
ちゃんと伸ばして乾燥させているだけでも救われます
きっと、近代的な令和生まれのキッキンが
先生が留守にしている間に 昭和初期の台所と化しているかもしれませんね
お母さまがセッセとため込んだ代物
使用済みの割りばし・プラスチックのスプ-ンとフォ-ク・ちっさいオシボリ など
それらは全て、先生の手によってゴミ袋へと投げ込まれる運命なのでしょう
おそらく安全を考慮して キッチンはオ-ル電化になさっているかと思いますが
それでも お母さまがお一人の時は何かと心配ですね
●十傳より→なるよーになると諦めの境地であります。
先生、神経逆撫で度MAX具合に笑ってしまいました!
タオルもスリッパもタワシも勝手に捨ててしまえば勝ちですね。
延命のためと言われたら納得なされるのでは?
だって戦格に釘よりは結果延命ですよね。
前に先生の断易の命の予告を覆し、蘇られた頑強なお母様ですから
半端ないのでは、とお察し致します!
●十傳より→はやく死んでもらわねばなりませんです。