11.09
いま私メの会社の申告書を作成しているのであります。
売り上げと仕入れと、諸経費をまとめ決算書を作り、それから税務署や都税事務所に提出する申告者、そして納税。
易者は休業中…いやいや、いっけん、関係のない分野でありますが、経理の知識は鑑定で多大な財産となっているのは事実であります。
私メは、ちゃんとした仕事に就いたことがございません。
40歳近くになり、いまは亡き祖母から、
「モリオカさ帰ってきて定職に就けじゃ」
再三のごとく言われてきましたが、どーにか易者として食えるよーになったのでしたが、それは経理の知識が支えていたのでありました。
じつは、あるバイト先で経理の仕事を命じられたのでしたが、そこの正社員と、
「資格を取らないか」
誘われて、けっこう必死で勉強した時期がございました。
お陰で帳簿から決算書、申告書までの一連の流れを覚えたのであります。
そして、別のバイトをしながら、ラーメン屋とか土建屋など五つほどの会社の、経理をし、それぞれから月々五万円ほどの報酬を頂いておりました。
すべて占いに消えていったのではありますけれど、その仕事がなければ、経済的に占いの勉強は挫折していたことでありましょう。
銀座ジプシーや、その愛人の確定申告書も頼まれたりいたしましたです。
占いの仕事は、おもえば、すべての過去が財産になっているのだと確信しておりますです。
不幸な体験が、占いでは的確なアドバイスとして活きてまいります。
病気、失恋、倒産、イジメ、喧嘩、不合格、身内の犯罪、劣等感、挫折、苦悩…。
負の体験がプラスとして働くのは、占いしかないのではないかと思えるのでございます。
ただ単に干支の作用だけ眺めるのではなく、そこから漂うリアルな運命に息を吹き込み、生きた鑑定に至るのは、自分の体験を織り交ぜることで完成するのでございます。
立ち直れないほどの転落をし、周囲からバカにされ、もはや占いしか信じられないところまで追い詰められて、占いの勉強を始めるわけですが、その振り返りたくもない不幸な過去の数々こそが、無味乾燥な占いの骨組みに肉や血を与えるのであります。
ショップサイトNONNAの会社も、しかし、だんだんと私メの手に余る複雑さを呈してきましたです。
占いも経理も表記計算なので、その部分が強化されたのですね。
●十傳より→ですか。
ここ数年の先生は、占いというよりすっかり奇門遁甲の人になってしまった感がありますね。
奇門遁甲は本は読みましたけど、難解で諦めましたが。
先生にとって奇門遁甲が占い人生の着地点、最後のゴールでありましょうか?
●十傳より→まさかまさか、奇門遁甲は占い方法のひとつに過ぎませんですよ。
惑星が合なんですね。車道をふらふら渡るおばちゃんを二人見ました。
●十傳より→はねて差し上げればイイのですがねぇ。
小野十傳先生・昔取った杵柄とソノヒトの人生経験に勝る財産はないとかの本田宗一郎さんがおっしゃっていたそうです!
●十傳より→高校までの経験は才能になりますです。
「不幸な体験が、占いでは的確なアドバイスとして活かされる」
そのお言葉にかなり救われましたです。
自己破産…余儀なくせざるを得ない状況となりましたが、いつかはこうなると覚悟していた事。
事実を受け止めて進んで行くしかないです。
女の人生は結婚する相手で決まる!殿方もそうかも?でありますが(^^;;
●十傳より→やがて良い事もありますでしょー。
以前はお世話になりました。コロナで混乱していて失礼もいたしました。
易者は今からでは完全にオワコンと思い、現在は医者をやりながら投資をやってプラスです。
先生のノートはリスペクトを込めて残しています。
私が死にそうになったら燃やして処分します。
ところで、占いの依頼がネットでたまにあるので話を聞いてあげてるのですが、
占いを信じなくなった投資家の占いって当たるんでしょうか???
●十傳より→さーて。