07.13
墓場だったところに家を建てるのは大凶。
このようにオバちゃん占い師も霊能者とかも口をそろえて語っていますですね。
でも、この地球上で、死体のない場所なんてありますでしょうか。
水上生活者くらいなものでありますです。
まあ、「ここは墓場ザンした」なんて聞くと、イイ気持ちはいたしませぬね。
辻堂などは、古地図を見ますと、墓場だらけでござんした。
いまでは住宅が建ち並んでおりますです。
墓場だったところに家を建てるのが大凶だとすれば、辻堂はすでに滅んでいてもおかしくございません。
「ちゃんと霊を鎮めればいいんだから」
なんてオバちゃん占い師に言われたって、いまの霊媒師だか神主など信じるに足るお方はございませんです。
適当に祝詞をあげて霊が鎮まるのであれば、苦労はいたしませぬ。
が、やはり墓場だったところは大凶なのは事実なのでありますです。
もう、40年も前のことですが、イチバン上の叔母が亡くなったのであります。
雨の続く六月のことでありました。
叔母の嫁ぎ先は、石鳥谷という田舎でありまして、以前は土葬だったのであります。
叔母の遺体は火葬にふしてから、墓石の後ろに穴を掘って埋めましてございます。
ところが一週間後、お骨がなくなったと大騒ぎになったのでありました。
駆けつけるとお骨を埋葬したところがポッカリと穴があいているのであります。
「盗まれた!」
「前の亭主ではないか」
と、警察沙汰になったのでございます。
真相が解明したのはしばらくしてから。
長雨で、ずっと前に埋葬した底にあった棺桶が崩れ、連鎖的に叔母の遺骨もその深い穴に落ちたというわけであります。
三メートルほど下から遺骨が見つかったのでありました。
「ご先祖に抱かれるようにして、ほんとはいがったんでねのぅぉ」
「んでも死んでもなにかと騒がせる姉さんだったなっす」
と一件落着。
とんだ怪談話でございました。
かようなわけで、墓地だったところは地盤が弱いのであります。
液状化現象が発生しやすいのであります。
なので、大凶ってことなのでございます。
てな、なかなか味のあることを満載した単行本が10月に学研から発売されるのであります。
いま、原稿の下書きを見直しつつ、ピックアップしてご紹介した次第でございますです。
「12星座」も秋に発売ですか?
●十傳より→と、聞いていますが、こちらの方はまだ発売日が確定しておりませぬ。
先生こんばんは。
古墳も同じことでしょうか?
●十傳より→古墳は空洞になってますからね。ガッツリとぶっ壊せば問題ないと思うのであります。
凶という点でトイレと同じ…
この間墓参りして掃除しました。墓の石を…
気持ちいいですね。綺麗になっていく感じがして。
エネルギーを貰った気がします。
●十傳より→無機質の美しさでありますですよね。
十傳先生こんばんは。
私の家の近くに空き地が有りまして一角に、お墓が幾つかございます。
ある日お墓を囲んで建て売りが建ちました、お墓の右隣の家だけ建って半年位で家が無くなり駐車場になっておりました。
近所の方々は祟りがあったと噂しております。
やはり建て方でしょうか?
本日偶然に先生の、お生まれ年が記載されております記事を発見致しました!!
本当ですと先生とても、お若いですね。
●十傳より→祟りなどではありますまい。が、祟りとしたほうが面白いのでありますです。そうやって迷信が出来ていくのでありましょうね。
墓地=大凶、何故ならば地盤が弱いから、という解釈を初めて知りました。
私の祖父の家は住宅街のど真ん中の分譲地だったのですが、
地盤沈下して何度も手をいれることになりました。
かなりのガラが地中に埋められていたそうです。
今住んでいる町にオシャレな町名が付けられた大規模開発の住宅街があります。
が、そこは田んぼだった土地。
通勤時、開発の経過を見てきましたが、
土砂だけではなく、鉄くずといわず 粗大ごみに分類されるようなものまで転がっていました。
(勝手に第三者が捨てたのかもしれませんが…)
オシャレな町名だけれど…大凶だと思います。
先生、旅館の跡地は何かありますでしょうか。
わくわく… ウッフーン でしょうか?
●十傳より→古い町名とかは知るべきでありますです。刑場跡という場合もございます。刑場跡は、首を洗うために川のそばだったりして湿地帯なので問題なのであります。
おはようございます。
若い頃、友達と部屋を借りる時のこと。
綺麗で眺めのいいマンションで家賃も比較的安い・・・その部屋が安かったんです。
玄関ドアを開けると、すぐ右に曲がる廊下になっていて、
そのちょっとのところあたりから、なんか嫌~な感じが。
どうしても気が進まず、せかす業者とブーブー言う友人に一日待ってもらい、
どんな場所であったかを調べてみたんです。
するとその部屋あたりから刑場跡に掛かる状態だったんですよ。
中でもその部屋が安いということは、もしかしてなんかあった?出てたのかも?
とにかく嫌な感じでたまらなかったのは確かでした。
土地を調べる必要性を痛感しましたよ~。購入なら尚更要調査ですね。
●十傳より→不動産業者というのは詐欺グループと見るのが賢明でありましょう。信用してはならない代表的な存在でありますです。自分で調べる必要性は大でありますですよ。
>不動産業者というのは詐欺グループと見るのが賢明
それから後に実態を調べるべく、不動産会社に勤めてみました。
いろいろ判って面白かったです。
●十傳より→不動産業者で、良い人相の人を見たことがございませんです。不思議なモノであります。
いかにも!でも何故なんでしょうね?
中~小規模の3社ほど覗いてみましたが、
何処も異様な空気が漂う社内だったし、
まとも?な人たちは、とっとと辞めて行きましたし、
決して長く留まるところではございませんでした。
たとえ長くはなくても、
そこにいたとき私も、
きっとろくな人相じゃなかったでしょうねぇ・・・。
●十傳より→人をダマすのは仕方ないとして、ダマすことを競うようでは、人相が良くなるはずがありませんです。しかし、人をダマしても、良い人相がいますから、これはますます恐ろしいことなのでありますです。
>人をダマしても、良い人相がいますから
恐ろしい!
目つきに出ていたり、
言葉にならない「何か」を感じませんか?
●十傳より→人をダマすことを善だと信じている人は人相も穏やかなのであります。酪農家などは殺すために牛を飼っているのに、牛が病気になると家族のように心配するではありませんか。あれと似ているのでありますです。ただ対象が、牛でなくて人間であるというだけの話です。
なるほど、そういう意味なんですね!
本当に恐ろしい・・・
●十傳より→正義感とか使命感も恐ろしいモノでありますです。
10月発売の単行本、今から待ちきれないくらいに楽しみです!
わくわく。
●十傳より→期待外れにならぬように、頑張りますです。
今住んでいるお家を建てるとき、
地鎮祭…と言うんでしたっけ、住宅メーカーが全部決めていて、
まぁ、行ったわけです。
現れたのは、なんかヘンなおっさん。
神主さんの格好だけど、
胸元から下着の丸首シャツが出ていて、汗かいていて、二日酔いみたいなボサボサ頭で、着くなりトイレに行きたいからと近くのコンビニに行っちゃって、悪いと思ったのか私たち一家にジュースなんて買っってきたくらいにして。
「大丈夫かな?」って思ったら、
かしこみ~かしこみ~って、これがよく通るチョーいい声を出しやがるんです。
お米とか紙とか、なんか色々撒いて、お酒も撒いて、バサッバサッをしてもらったら、
なんとなーく清らかな気分になりました。私が。
本来の目的…うーん例えば、この土地の神さま?や先住民だった皆様にご挨拶ができたのかどうかは疑問です。
●十傳より→日雇い神主さんでありますですね。神主にも三級とか一級とか、試験があるそうであります。神主も坊主どのも、頭から信用してないので、私メには効き目かあるのかどうかは聞いてもダメでありましょう。
えー、日雇い神主さんなんてあるんですか!知りませんでした…。
高校生の巫女さんのアルバイトみたい。
ほんと胡散臭いなぁ。
●十傳より→不動産屋の雇っている司法書士も胡散臭いっぽいのでありますです。
先生、お久しぶりです。
セミナー楽しかったです。セミナー以降先生の本3冊、読ませていただきました。
先生のある本の中に3ヶ月、毎朝神社に詣でると書いてあったので、毎朝は無理にしても
通ってみようかと思っているのですが、その神社、前方後円墳の中にあるんですよ。
すぐ横には川は流れているんですが、丘は近くにあるのすが山はありません。
その神社ご利益ありますか?
●十傳より→モテモテKENさん、最後にはお女性さんたちから、呼び捨てアイドル的存在でありましたですね。さて、その神社最適かと思われます。作法通りにしてみてくださいまし。ご利益というか、予想しなかった方面から嬉しい報せがあるはずであります。
アドバイス、ありがとうございます。
実践してみます!!
モテモテと言われても、演歌の営業じゃないですから、おば樣方にモテてもねぇ。。。。
という僕も若くはナイですが。。。(笑い)
●十傳より→演歌の影響かと思ってましたが…違いましたですか。
十傳先生こんにちは。
えっ!?中年オジサンとオバサンの素敵なワインの会でしたよね?
のび太さん?違ってましたっけ?
●十傳より→3名の若き女性は直前に不吉を察知してドタキャン。その後のしずかちゃんが残りましてございます。
こんにちは、暑いですね~。
テーマとは関係ないのですが、
以前墓地に隣接したマンションに住んでいたんです。
個人的には順調に過ごせた時期で、嫌な思い出はないのですが、
俳優の渥美清さんのお墓がある場所だったんですね。
後日ファンになってから偶然知った私はすぐにお墓参りに行きました。
何とその日がたまたま命日だったんです。
「ねえちゃん、アンタも物好きだねぇ・・」
そんな声が聞こえたような気がしました。
●十傳より→「モノ好きだねぇ」といったのか、どうかは分かりませんですが、きっと何か心に語りかけたことでありましょう。