2012
11.27

荒木町…。
本日は、税務署に確定申告を提出するために、この街にやってきたのであります。

占いの仕事をして、かなり経ったものだという感慨がございました。
ギャンブル宝典の前身である、ギャンブル大帝の出版社が、この付近でありました。アンパンマンの店があり、その少し先に出版社がありまして、打ち合わせやら撮影やらをしたのでございます。

その数年前は、反対側の道の奥に、KKベストセラーズの分室がございまして、最初の本の原稿を届けた記憶があるのであります。
あれから20年。

みんなどこかに行ってしまいました。

イケメンの編集者も、もはや業界から去り、またギャンブル大帝を出していた出版社とも縁が切れているのでございます。
20年後に、まさか確定申告をしに、この街に来ようとは、あのときは思ってもいなかったのでありました。

確定申告は税務署だけではありませぬ。
都税事務所にも申告納税せねばならず、今度は西新宿に。
そこもまた想い出の地。

百人町という地名のひびきが、消えてしまった若さのあった心の空間に沁みるのでございます。

20代の後半の、私メの棲家だったのであります。

秋の深まった枯れ葉の舗道を、40年ほど経過した私メがとぼとぼと歩いているのであります。

すっかりラブホの数も減り、私メの想い出とは異なる街に変貌しているのでありました。

かろうじて新大久保南口だけは、いまだに昔のたたずまい。

ポケットから、遥か過去の酒屋のレシートが出てきたような、そんな感じの駅なのでありますです。

ここから総武線に乗り、中野で、地下鉄東西線に乗り換えて、神楽坂に戻ったのでありました。

そして仕事の続きをするのですが、過去の街の想い出が揺らめいて、あの番号に電話をすると、イケメン編集長が、いやに暗い声で応対すのるではないかと妄想したりするのでありました。

もっとも、その番号などとおのむかしに忘れているのでありますが。

2012
11.25

なんとか間にあいました、「奇門遁甲カレンダー2013年上半期版」です。

12月1日から受付開始と雑誌などに載せていましたが、ヒヤヒヤものでありました。
これは月盤(引っ越し用)と日盤(旅行用)と時盤(日常用)の三部構成になっておりまして、なかでも手間がかかるのが時盤なのであります。

一日を二時間単位で区切り、それぞれを八方位に分けて吉凶と簡単な意味をふるのでありますが、時盤をなくしては価値がありません。

セミナーでも質問がございまして、「吉方位をなかなか使えない」という言われましたが、じつは、凶方位をいかに避けるかが問題なのであります。

凶方位に二時間以上とどまるとヤバイのであります。
が、二時間未満でしたら恐れるには足りませぬ。

つまり、「おお、11時から北が凶方位で、金運が壊滅になるのだな」と見ましたら、北の方位に用事があっても、そこに二時間とどまらなければ大丈夫っつうわけであります。

この世は凶に満たされております。
うっかり、茶など飲んでいて二時間以上とどまることはよくあること。

が、カレンダーかあればまずは憂いなしというわけであります。

一部、三万円もいたしますです。
それでも「欲しい!」という方は、お問い合わせからご注文くださいまし。

もう少し、奇門遁甲のお話をいたしましょう。
奇門遁甲は、四柱推命と連動しておるのでありますです。
四柱推命において幸運が到来するのが、180年先というケースもザラにありますです。
生きているうちに幸運に恵まれない場合、、奇門遁甲を使って、180年先の幸運を引っ張ってくることが可能なのであります。

しかも、どういう幸運なのか、金運なのか名声運なのか、恋愛運なのか、そういうメニューが揃っておりますです。

十傳スクールでも、いずれはやらなければならない占術であります。

おっとと、その前に、四柱推命のテキストを完成させなくてはならないのでありました。

これは、ますます忙しくなりそうでありますです。
この年齢で、忙しいというのは、恥ずかしいことでありますが、仕方ありませぬ。
人任せにできないタチでありますれば。

2012
11.24

11月23日は秋なのか、冬なのかはさておき、白楽の個人ギャラリーにて、「十傳セミナー 秋の陣」を開催したのでありました。

新潟、富山、長野、名古屋など遠方から来ていただいた方もございまして、なかなかバラエティに富んだ面々でございます。

お題目は「色情人相」であります。
分かりやすいようにホクロを交えて、各部位の説明をいたしましたが、なにしろ内容が内容でありますから、ワインの力をかりないと、調子がでないのであります。

この日のワインはイタリアのヤツを主にしていまして、酸化防止剤が入っていない、貴重なモノまでありました。
味がちょうど良くなるように逆算して、三日前にコルクを抜いて空気となじませたモノまでございますです。

背中を向けているのが私メであります。
プリントは全部で九枚ほどで、最初は三時間でコナせるか心配ではありましたが、コツなどを語るうちに、全部を消化したようでありました。

「ペニスのホクロはどーでしょうか?」
というご質問が出まして、
「先っちょにあるのは…」
「真ん中にあるのは…」
「根元にあるのは…」
「裏側にあるのは…」
と説明したところで散会の時間となったのであります。

軽く二次会をしたところで、参加の美男美女さんたちと、サヨナラしたのでありました。