2014
05.10

雲丹をば頂戴しましてござソウロウ。

遠慮なく頂くのでございますです。

甘さの奥にかすかな塩味が感じられ、深い海の轟が聞こえるようでありました。
十傳スクールの断易の基礎科もそろそろ終わりに近づき、いよいよ天玄賦を紐解こうかというところまで辿り着きました。

一期生の受講生の皆様にはまことお疲れ様であります。

などとシンミリと思いつつ、雲丹の味覚に酔うのでございました。

一年半で基礎科が終了ということは、ははん、18日×6時間という勘定でございましょうか。

ここまでくれば、もうしめたもの。

あとは仕上げに、黄金策をするだけ。

しかし、また再び一から講義するのは大変ではあるまいかという気持ちもございますです。

堅い畑を開墾するようなものでもございます。

雲丹にはさっぱりとしたお酒が合うのでありましょうが、本日の私メは疲れておりまして、水を飲みつつ…なのでありますです。

私メも、ロメオのように眠りたいのでございますけれど、今少し、明日の奇門遁甲の講義の準備をばせねばなりませぬ。

その前に、早くも藻屑現象に見舞われるような腹按配になってきたのでありました。

高級品を食べて、内臓が驚いているのでありましょう。

テレビをつけたら長谷川平蔵が酒をちびりと呑んでおりました。