2014
05.25

昨夜、古い友人から電話があり「オメさんの大好きTVやってるよ」と教えられ、どれどれとスイッチをオンに。

おお、1972年の「同棲時代」のテレビ版を放送しているではありませぬか。

高校時代に見て、激しく感動したヤツだったのであります。
実際に同棲しても、一週間もたたずに飽き飽きいたしましたが、当時は純心さが残っておりましたのであります。

漫画家の上村一夫だつたかの原作で、映画では由美かおるのヌードで話題になりました。

しかし、由美かおるは原作のイメージでなかったのでオッパイは見たかったのでありましたが、見てはおりませぬ。

梶芽衣子。まだ弾むように若いのであります。
沢田研二。まだデブではございませぬ。

しかし、内容はギャッ!ギャッ!の連続でありました。
すべてが恥ずかしいのであります。

若き日のポエムとして見るしかありませぬ。

いまの私メなら、
「しかりしろ!」
と怒鳴りつけたい内容でありました。

しかし、私メにもそういう時代があったのでございますよ。

飛ぶように去っていった日々に、そういう純なことをすべてぶん投げてしまっていたのでございましょう。

それでイイのであります。
イイはずであります。
間違いはございませぬ。

いまの私メが、このように自転車で二人乗りして愛をはぐくもうとしたらどーでしょうか。

震災の町では通用するかもしれませんですね。

嗤うところではないところで大笑いし、ついウィスキーを飲み過ぎ、「演技が下手くそだ!」とわめきましたが、エンディングが出ると、なんとなく最後のお別れのようになってしましました。

そして立ち上がると、元気が復活していたのでございます。

どうなっているのでありましょうか。