2015
01.20

伯母の葬儀は昨日が火葬で、そのあとはおたいやという宴会がありまして、私メは一日で疲れ果て、朝飯をつくる気力も失せてしまいましたので、近くのバイパスにある吉牛までクルマを走らせ、朝定にすることにいたしました。

若い頃、牛丼を食い過ぎて、匂いを嗅ぐのも苦手でございますのに、ドアを開けたら、その匂いが、もはっと充満。

老母はハムエッグ定食、私メは特朝定食。

外では小雪が舞っており、路面は凍結して光っておりますです。
出勤の車でバイパスは渋滞。
異国へ旅行している気分でございました。

向かいのマックの客足はまったく絶えて、人の噂も七十九日をひたすら待っているようでございます。

これから仕事を少ししたのち本葬、そして付け法事の会場に向かう予定であります。

大格という凶格を犯してモリオカに来ていますゆえ、健康や事故は要注意。タクシーでの移動が賢明なのかもしれませぬが、大格はそれ以外にも、いままでOKだったことがダメになるという悪さも暗示されております。鉄が雨水でゆっくりと錆びるという悪さのイメージなのであります。
「仕事関係だべか」
などと考えては「しかし、考えても仕方のないことは考えるだけ無駄かも知れないな」とも思い直し、ならば、目の前のことを細心の注意を払って消化するしかあるまいと。

と、出された冷水を飲んだら、たちまち下っ腹がグググと鳴りだし、藻屑の排泄をしきりに促しているのでございました。