2017
11.19

十傳スクールの日なのでありましたが、前々から法事が予定されていましたので、スクールはお休みであります。

従妹の娘や女孫などが国内から集まり、おお、我が家系は美女が多いものだと、つい嬉しくなったのでこざいます。

それで、つい盃をあげるピッチが速まったのかもしれませぬ。

露天風呂で吹雪でしたから予感はしておりましたが、目覚めると一面の銀世界。枯れ木にわずかに残っていた紅葉も、もはや冬に閉じ込められているのであります。

「まぁ、いいじゃないか、いろいろとあるだろーけど」
というよーに、雪は世俗を白くおおい隠しながら、「あきらめて、これからの展開に意識をシフトしようか」の気持ちにさせてくれるのでございます。

「帰りたくないなぁ」とは思っても、滞留していたとしても、ただただ暇を持て余すだけでありましょう。

一瞬の記憶ほど永遠に残るものはございませぬ。

薄目でチラリと眺めた風景が、想い出として長くとどまるよーに、わずかに二十四時間の濁情が一生の甘い記憶に残るのであります。

楽しいことは瞬時で良いのかもしれないのであります。

モリオカ市内までの雪道運転が待って居ます。
面白そーであります。