08.21
私メが、本気で、
「易者に慣れるのではないか!」
自信を抱いたのは、ある焼き鳥屋でのことでありました。
味は良いのに、
「さっぱり儲からず、自転車操業ですよ、とほほ」
そんな店主の愚痴を、別のお客と話していたのを耳にして、つい、
「便所を直してみたら?」
と口をはさんだのがキッカケでありました。
店主は、私メの家相の話にグッと興味をもち、「それはイイことを聞かせてくれました」と熱心にメモをしたのであります。
詳しいことは省略しますが、
●トイレのスペースを広くとること
●そこで寝そべっても汚く感じられず、寝てしまうようなトイレであること
この二点でございます。
半年ぐらいしてから、その店に行きましたら、大変な人気店になっていて、従業員も二人増えておりました。
焼き鳥をご馳走していただいたことを昨日の事のよーに記憶しております。
昨年、奇門遁甲家相術の講義をしながら、応接間とかキッチンとか寝室などの各論を語ったわけでありますが、大きな屋敷ならともかく、現実的には、ワンルームとか、そういう狭い部屋でありまして、寝室も勉強部屋も同じスペースという場合が多いはずであります。
が、どんなに狭い部屋であっても、トイレだけは独立した一つのスペースでありましょう。
恋人と一緒にいて、
「オレ達って、飯を食うかセックスをするか寝るか、いつも一緒だよな」
が、よく考えればトイレという個室に入っている時だけは孤独な時間を持つのであります。
場合によっては、トイレでおセックスということもありましょーが…。
トイレを快適な空間に工夫することならば、費用もそれほどかかりませんです。トイレは排便だけの使用目的でありますから、寝室と勉強部屋が共有しているからどーしたらイイのか悩む必要もございません。
マンションなどでの家相は、トイレが大きな比重を持っていることは間違いございません。
画像は、モリオカの実家のトイレであります。
他の家相の欠点をトイレで防ごうとした結果であります。業者泣かせの部分もございます。
しばらく様子を見てから、「家相特別編のトイレ考」の講義もする必要があるかな、と考えております。
トイレに問題のある家の住人は、「お金」「健康」「自由」の幸運の三大原則のいずれかに引っ掛かり、絶対に成功しないことは鑑定からの経験上明らかでありますから。